
昨年、本大会で初優勝を飾った佐藤大平。ディフェンディングチャンピオンとして、大会実行委員長として、最高のプレーを見せて大会を盛り上げる。今年は“赤いトロフィー”を誰が手にするだろうか(写真/岩本芳弘)
昨年、本大会でプロ入り11年目の初優勝を飾った佐藤大平は、昨年を思い出しながら感慨深げに、「1年間あっという間でした。(練習ラウンドでも)ここからボールを打ったなあ、なんて思いながら。イメージもいいですし、ティーグラウンドは立ちやすくセカンドは打ちやすい。思い出深い大会なので、優勝を意識できる位置ではプレーしたい」。
今年は大会実行委員長という立場でもある。
「昨年優勝してテンション上がっているときに言われたみたいで、(就任の)記憶はない。でも、大会を盛り上げたいのでいいプレーをしたいですね」

「1ヤードでも近く!」。選手たちがこだわったローピング。男子プロの迫力あるプレーやボールの音を間近で見て聞いてほしい
さて、「プレーヤーとファンがつながる大会」を目指す本大会。昨年のファンの声を反映したり、選手たちがアイデアを出し合ったり、さまざまな“仕掛け”が会場の各所で見られる。JGTO選手会長の阿久津未来也はこう語る。
「今年第2回大会を迎えられることを嬉しく思っており、フォーティネットさんには感謝しております。今大会は(ローピングを)“あと1ヤード内側に”と、観戦エリアを広く作っていますし、フォーティネットさんのご厚意で18歳未満と65歳以上の方、そして地元栄町にお住まい・お勤めの方は入場料無料にしています」
選手たちが、自分たちのプレーを見て、楽しんでほしいという思いがあふれているのだ。
他にも、各ホールの見どころや特徴をプロが解説する「アテンドボード」も大きくなり、24日(土)には、出場選手のワンポイントレッスン会も開催される。

選手たちは「終盤のホールが難しい」と口をそろえる。18番では選手会長が迎えてくれる。「昨年は池に1日目3回、2日目1回、計4回入れてしまった。でも、ギャラリーさんには楽しんでほしいですね」
昨年、「なかなか日本にないホール」という18番で初日に11を叩き、予選落ちした阿久津は、「この試合はある意味思い出に残っています。18番ですごく打った記憶がありますから(笑)。距離はないですけど、グリーンのアンジュレーションが難しく、終盤までショット力を求められるコースになっています。自分も頑張りたいですし、リベンジしたいです」と多忙な選手会長業務をこなしながらの“決意”を語る。
本大会をスポンサードしているフォーティネットジャパン合同会社の社長執行役員、与沢和紀氏をプロアマ戦出場後につかまえ、選手たちへの激励と、ギャラリーの皆さんへのメッセージをいただいた。
「選手にはプロとして最大限の力を出していただきたい。プロの世界、わずか1打でひっくり返るようなところでぜひ頑張って全力を尽くしていただきたいですね。昨年、阿久津プロが初日に大叩きをして予選落ちしてしまいました。池に入ったりして、それはそれで楽しいのですけど(笑)、選手たちには皆に予選通過して最終日にお会いしたい気持ちです。佐藤大平プロがまた優勝してもいいですし、新しい方にトロフィーを受け取っていただいてもいいですし。賞金も受け取って、より一層やる気になっていただくと非常に嬉しいですね。また、ギャラリーの方にもたくさんコースに来ていただいて、あるいはテレビで観戦してもらって、ともに盛り上がっていければいいと思います」
※与沢社長のインタビューは後日掲載します!
選手もギャラリーもスポンサーも。皆が近く、つながる大会が今年も幕を開ける。(文/吉竹鎮代)

先週、日本オープンで優勝した細野勇策。疲労度を聞くと「ラウンドしていて集中力がないなあということは感じません」と日本一の美酒に酔うわけでもなく、いつもと変わらぬ自然体。昨年10位となった本大会で「まずはしっかり予選を通ってトップ10に入るのが目標です」
