冷たい雨風のなかパーオン率88.8%! 前半パーオン100%の精密ショットで魅了

2位タイには吉田優利のほか、韓国勢2人が並ぶ(撮影/姉崎正)
吉田優利選手が優勝争いに食らいつく見事なプレーを見せました。
韓国で開催中の米女子ツアー「BMW女子選手権」3日目、9アンダー6位タイからスタートした吉田優利選手はこの日も4つスコアを伸ばすナイスプレー。トータル13アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイで3日目を終えました。
トップを走るのは今季メジャー2勝、世界ランク3位のユ・ヘラン。最終日は、米女子ツアー初優勝に向け、4打差を追いかけることになります。
雨が降りしきり、冷たい風も吹く難しいコンディションのなか、この日の吉田選手は昨日までに引き続きボギーを打たないゴルフが光ります。前半は3番、7番、9番でバーディ。パーオン率100%のすばらしいプレーを見せます。
インに入ると13番でバーディ。直後の14番でボギーを喫しますが、ボギーは今日これ1つのみ。17番のパー5ではグリーンサイドのバンカーから寄せきれませんが、それでもバーディを奪っています。
3日間を振り返ってみると、ファーストラウンドはボギーフリー。2日目、3日目はそれぞれボギーが1つずつ。そのうえで、パー5で3日間合計で6つのバーディ。取るべきホールで取ることで、着実にスコアを伸ばすことに成功しています。ショットがキレていてパーオン率が高いため、ボギーの数が少ないのも納得です。
この日のスタッツを見てみると、平均飛距離は228.0ヤードながらフェアウェイキープ率は85.7%。パーオン率は88.8%と極めて高い数字をキープしています。「今日はすごいショットが良かった」とU-NEXTのインタビューに答えていたように、雨が降りしきるウェットなコンディションのなかでキレのあるプレーを見せました。
妹・鈴の国内2勝に続け! 「シンプルに運ぶ」集中力で掴み取る姉妹V

妹の吉田鈴は今季2勝している(撮影/有原裕晶)
シーズン前半を振り返ると、6月の全米女子オープンを28位タイで終えたあと、吉田選手は6試合連続での予選落ちと長いトンネルに入ってしまいます。そして、8月のCPKC女子オープンで鮮やかな2位。その翌週こそ予選落ちを喫しますが、以降は15位タイ、36位タイ、10位タイと安定した成績を残しています。
現在ポイントランクは43位と、来季の出場優先権の確保は確実な状況。「あとは勝つだけ」ともいえます。
今季は妹の鈴選手が国内ツアーで2勝を挙げ、記事執筆時点でメルセデス・ランキング8位につける大ブレーク。妹が飛躍した年に、姉も米女子ツアー初勝利となればまさに理想のシナリオ。
明日も雨の予報ですが、今日見せたような高い集中力をキープすれば4打差とはいえチャンスは大いにあります。「(明日のラウンドも)フェアウェイをキャッチして、グリーンをキャッチしてっていうふうに、シンプルに」と目標を語った吉田選手。明日の18ホールに大いに期待しましょう。
【動画・約20分】BMW女子選手権3日目、日本勢ハイライト【LPGA JAPAN公式YouTube】
3日目 日本勢ハイライト|2026 BMW女子選手権
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