全国から問い合わせが殺到する人気ショップ「ゴルフステージ成城」のクラブナビゲーター・吉田朋広氏が、注目ギアを徹底解説する。今回はブリヂストン「B-LIMITED BX★★ TOURドライバー」と相性抜群のおすすめシャフトを4本厳選してご紹介!

ブリヂストン「B-LIMITED BX★★ TOUR」

2026年9月にカスタム専用モデルとして追加され、10月9日から発売が開始された「B-LIMITED BX★★ TOUR」。全国の練習場や販売店で開催されるブリヂストン「ゴルファーズドック」などの試打会や直営店のみでオーダーが可能な、こだわりの限定モデルです。

画像: ブリヂストン B-LIMITED BX★★TOUR

ブリヂストン B-LIMITED BX★★TOUR

今回は本モデルのコンセプトに合わせ、メーカーカスタムでオーダーできるシャフトの中から、相性抜群の4本をピックアップしました。まずは、ベストな組み合わせを見極めるためにヘッドの基本スペックから確認していきましょう。

「B-LIMITEDBX★★ TOUR」ヘッドスペック
ロフト角度:9度
ライ角度:55度
ヘッド体積:460cc
ボディ:Ti811チタン合金 ロストワックス精密鋳造
フェース:HSチタン プレス加工、CNCミーリング、レーザー加工
ソール・クラウン:CFRP(Carbon fiber Reinforced Plastics)熱圧成形
重心距離:約41ミリ
重心深度:約32ミリ
重心角度:約24度
(重心距離・重心深度・重心角度はメーカー非公表のため参考値)
ソール可変スクリューウェイト:ステンレス6グラム・アルミ2グラム

ヘッド形状は、先行して登場した445ccの「B-LIMITED BX1★ TOUR」を一回り大きくしたフォルムです。ライ角は55度とフラットで、フェースはややオープン。カタログが謳う「つかまりを抑えながら許容性を向上させた、左を恐れず叩けるツアーモデル」という意図が、構えた瞬間の顔つきからもストレートに伝わってきます。

おすすめシャフト1:ブリヂストン VENTUS BS 6Ⅱ

シャフト振動数:251CPM
シャフト重量:58g
トルク:4.8
調子:中調子

まずは、アップチャージなしの純正カスタムシャフトから選びました。

フレックスはSのみの展開ですが、アスリートがしっかり叩けるよう専用チューニングされており、適応ヘッドスピードの幅広さが魅力です。全体的に過度な張り感を抑え、中調子らしい素直なしなりを感じられます。

画像: VENTUSBS 6Ⅱ

VENTUSBS 6Ⅱ

ヘッドライ角はフラットですが、右へ滑りすぎることはなく、強振しても左へ巻き込まない安心感があります。球筋はストレートフェードが基本ですが、操作性に優れているため高低・左右の打ち分けも思いのまま。先端剛性もアスリート向けとして絶妙に調整されており、スピン過多を防いで安定した強弾道をもたらしてくれます。純正の中から選ぶなら、間違いなくこの一本が筆頭候補です。

おすすめシャフト2:三菱ケミカル TENSEI Pro Orange 1K 50(S)

シャフト振動数:256CPM
シャフト重量:53g
トルク:4.8
調子:中元調子

2026年8月に発売された三菱ケミカルTENSEIシリーズの最新モデル「TENSEI 1K PRO ORANGE RIP+」50Sはカウンターバランス設計の中元調子のシャフト。手元部分の切り返しのタイミングが取りやすいアスリートモデルです。

画像: 三菱ケミカルTENSEI 1k PRO ORANGE RIP+ 50 S

三菱ケミカルTENSEI 1k PRO ORANGE RIP+ 50 S

このシャフトの真骨頂は「振り抜きの心地よさ」にあります。手元側の剛性感が高すぎず適度にしなるため、自然にタメが作れて切り返しもスムーズ。カウンターバランスによって手元に重量が配分されているため、重心深度が浅めのヘッドと組み合わせることで、フィニッシュまで一気に振り切れる爽快感がさらに際立ちます。

インパクトでは強靭な先端部によって強烈に叩きにいっても当たり負けせず、ヘッド本来の「左を消して叩ける」性能を余すところなく引き出してくれます。スピン量も適度に確保され、ドロップすることなく安定したキャリーを出せるため、軽快に振り切って飛ばしたい方に最適な組み合わせです。

おすすめシャフト3:フジクラ 24 VENTUS BLUE 5(S)

シャフト振動数247CPM
シャフト重量:58.5g
トルク:3.5
調子:中元調子

2024年4月に発売されたフジクラ24VENTUS BLUE。先端部に「VeloCore Plus(ベロコアプラス)」を搭載し、フィーリングと初速性能、そして安定感を高次元で融合させた人気モデルです。

この組み合わせの最大の魅力は「スウィング中の圧倒的な安定感」に尽きます。手元の剛性が硬すぎないため、強い力みを入れずともスムーズに切り返せます。スウィング中のねじれや余分な挙動がなく、インパクトゾーンまでスクエアに戻ってくるため、エネルギーロスのない厚いインパクトが可能です。

画像: フジクラ24VENTUS BLUE 5S

フジクラ24VENTUS BLUE 5S

この安定した挙動は、競技に出るアスリートにとって何よりの武器になります。重圧がかかる勝負どころでもスムーズに切り返せ、ねじれのない素直な挙動が常に一定のタイミングでのスウィングを再現させてくれます。ヘッドフェースの「スリップを抑えるミーリング」と「ベロコアプラス」の相乗効果で、打点が多少ブレてもスピン量が乱れず、強弾道を描きやすい鉄板のセッティングです。

おすすめシャフト4:グラファイトデザイン TOUR AD FI 5(S)

シャフト振動数:258CPM
シャフト重量:57g 
トルク:4.5
調子:中調子

2025年9月に発売された「TOUR AD FI 」はTOUR AD第2世代の2作目のモデルで、フェードバイアス設計です。手元から中間部にかけてしっかりとした剛性感を持たせ、強い切り返しにもシャフトが潰れず、インパクトまで鋭くヘッドを導いてくれます。先端部には「トルネードチップテクノロジー」を採用し、オフセンターヒット時でも当たり負けしない強靭さを備えています。

画像: グラファイトデザインTOUR AD FI 5S

グラファイトデザインTOUR AD FI 5S

この組み合わせのテーマは「フェードコントロールのしやすさ」です。フェード設計のヘッドに同じくフェードバイアスのシャフトを合わせることで、双方が意図する美しいパワーフェードを自然に再現できます。

打ち出し角はやや高めに出ますが、吹け上がるようなスピンは入らず、左へのミスは完全に消し去ることができます。つかまりを抑えて思い切り叩いていきたいプレーヤーが、実戦で最も信頼できる弾道を手に入れられるマッチングです。ぜひお試しください。

画像: 各シャフトの評価

各シャフトの評価

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