2017年のHONNMA TOUR WORLD CUPでジャンボこと70歳の尾崎将司が偉業を達成した。2日目にスコア70でホールアウトし、自分の年齢以下のスコアであがるエージシュートを達成。その手には、あくなき飛距離を追求したドライバーが握られていた!

「低迷する男子ツアーのために」

「70でおめでとうと言われても俺にもプライドがあるからね」と記者に囲まれる尾崎将司から久々のジャンボ節が聞かれた。

愛知県の京和カントリー倶楽部で行われている男子ツアーのHONNMA TOUR WORLD CUPの大会2日目。ジャンボ尾崎が3バーディ、2ボギーの1アンダー70でラウンド。自身とツアー史上ともに2回目となるエージシュートを達成した。

画像: ツアー史上2度目=自身にとって2度目のエージシュートを達成した

ツアー史上2度目=自身にとって2度目のエージシュートを達成した

ギャラリーだけでなく、出場している他の男子プロ達も注目する中、最終ホールをパーとした瞬間、大きな歓声と拍手がジャンボにおくられた。レギュラーツアーでは2013年のつるやオープンの大会初日に66歳で62を自らがマークして以来の記録となる。

冒頭のコメントのようにエージシュートで満足する男でないことは周囲の誰もがわかっている。エージシュートを達成したものの、予選は通れなかった。だがジャンボの口からは「低迷する男子ツアーのために話題作りができたことが一番良かった」という言葉が聞かれた。何歳になっても日本ツアーのことを思い続けているその心意気がなんとも頼もしく感じた。

この日の好調の要因はティショットだった。現在のドライバーはピンのG400で長さは47.5インチ。シャフトはセブンドリーマーズを使用している。ロフトは8.5度を7.5度に立てて使用していたが、昨日のラウンド後に8.5度にした。それが見事にハマった。

「ティショットが良いというのは最大の武器だね」(ジャンボ)

この日の後半は自らも全盛期を彷彿させるかのような内容だったと振り返るように、自分でも驚くほどの飛距離が出ていた。

「今のクラブと今のボールはやっぱりキャリーを出していくことが大事なんだよ。昔のプレーヤーっていうのは球にどう回転をかけて打つかということをやっていたからね。ただ真っ直ぐポーンと打つことはあまりやっていないんだ。昨日みたいにロフトが立っているやつは左へ行かない。フェードの球が出やすいというだけの問題なんだよ。だから今日はまっすぐに立って大きい球を打つ。そういうスウィングを心掛けたんだ」

画像: いつでも飛ぶクラブを探しているジャンボが選んだのはピンの「G400」だった

いつでも飛ぶクラブを探しているジャンボが選んだのはピンの「G400」だった

エージシュート達成も、体の調子が万全というわけではない。それでも久々にギャラリーを沸かせることができたことは、男子ツアーだけでなくジャンボ尾崎自身にとってもカンフル剤となったに違いない。今日好調だったドライバーの他にも、最近はいわゆるゴルフ用品の量販店でアイアンを購入してカスタマイズしたという噂もある。

70歳を過ぎても、衰えることのない向上心には感服するばかり。これからも、日本の男子ツアーに“喝”を入れ続ける存在でいてもらいたいものだ。

写真/大澤進二

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.