月刊ゴルフダイジェストで好評連載中の企画「ショートコースサーベイ」。こんな穴場があったんだ! とゴルファーが唸るショートコースを毎月調査している。今回は、東京都足立区にある「新東京都民ゴルフ場」に行ってきた。JR・地下鉄南北線、都電荒川千の王子駅から車で10分のゴルフ場とは?
荒川沿いに古くからある名門コース
東京都足立区に位置する新東京都民ゴルフ場。開場は60年前の昭和30年という、関東で最初の河川敷ゴルフ場。あのレジェンド、青木功や金井清一もここで腕を磨いたことでも有名なコースだ。
とにかく、都心にいるのに遠くまで見渡せる景色の良さが気持ちのいい場所。荒川の河川敷はサイクリングやジョギング、犬と散歩したりと、憩いの場になっている。スカイツリーを見ながらゴルフができるのは、少し不思議な気分を味わえる。歩きや自転車で来る地元の人も多く、半世紀以上地元の人に愛されているコースだ。
コースは河川敷のコースらしくフラットで初心者にもやさしいが、492ヤードのパー5のホールなど距離があるので色んなクラブの練習になる。バンカーや池が随所にあって、ボールを上げたり転がしたりと、基本を勉強するにはうってつけだ。キャディバッグを乗せられるセルフカートは無料で貸してくれるから安心。プロのレッスンもリーズナブルな料金で受けられる、など至れり尽くせりのコース。
プレー料金は、平日が9ホール・3,500円(追加は2,200円)、土日祝日が4,500円(追加は2,700円)ただし7時以降は予約が必要になる。また、毎週火曜日はレディースデーになっており、9時から4,500円でプロのアドバイス+プレー+コーヒーセット付きのお得なセットプランも存在する。
この記事は、発売中の月刊ゴルフダイジェスト2015年4月号の特集「ショートコースサーベイ」から抜粋したものである。詳しく知りたい人は本誌を手にとって欲しい。
写真/横山博昭