毎回、話題になっているギアを徹底試打する企画「全力試打!ギア王」。今回のギアはピンの「Gドライバー」を徹底解剖。前モデルの「G30」と比べてどんな進化があったのか、さっそく見てみよう!

低重心でボールが上がりやすく進化した

ピンから新しくラインナップされた「Gドライバー」。形状は前モデルの「G30」と変わりないように見えるが、「Gドライバー」にはクラウンに放射線状の模様が入っている。これは、クラウンの強度を保ちながら薄くしてその分の重量を配分し、「G30」より低重心化し初速もアップしたようだ。

画像: ピン「Gドライバー」●ロフト角 10.5度 ●長さ 45.5インチ ●ヘッド体積 460cc ●総重量 293グラム ●シャフト ALTA J50(S)

ピン「Gドライバー」●ロフト角 10.5度 ●長さ 45.5インチ ●ヘッド体積 460cc ●総重量 293グラム ●シャフト ALTA J50(S)

見た目の大きさから安心感は絶大で、「これなら当たる気がする」という感覚を得られるはずだ。構えてると、クラウンの模様は全く気にならず、むしろターゲットに向けて打つイメージが湧きやすく構えやすい。素振りをすると、シャフトのしなりを感じられ、デカヘッドでも“ビュンビュン”振れる。これは、空気の流れを整える「タービュレーター」と「ボーテック」の効果かもしれない。

画像: クラウンの装飾は気にならないどころか、ターゲットへのイメージが湧きやすい

クラウンの装飾は気にならないどころか、ターゲットへのイメージが湧きやすい

打感は硬すぎず、打音は少し高め。適度なスピン量で、高弾道な放物線を描きながら飛んで行ってくれる。シャフトがしなってインパクトに向けて加速するので、ヘッドスピードが上がってくれる。手元から中間部分のしなりを感じられるので、打ち急ぐことなく打っていける。「G30」よりも重心深度が深くなって、スウィートエリアも広がった。ミスヒットに強く、芯を外しても大きく曲がることはない、直進性の高いクラブといえそうだ。

画像: スウィートエリアが広がりミスヒットに強くなった

スウィートエリアが広がりミスヒットに強くなった

フェース面が広く、芯の広さも感じられる

ロフト10.5度のモデルでは、構えた時にフェース面が適度に見える。ディープフェースだが、縦にも長いフェース面は、適度に丸み(バルジ)がついていて安心感がある。もしも芯を外したとしても、真っすぐにボールを打ち出してくれる“ギア効果”が期待できる。

画像: 構えたときにフェースが見え、全体的に丸みを帯びているのでやさしく感じる

構えたときにフェースが見え、全体的に丸みを帯びているのでやさしく感じる

空気の流れまで味方につけた

クラウンにある「タービュレーター」とヘッド後方の「ボーテック」は、ヘッド周りの空気の流れを整えることで空気抵抗を減らし、ヘッド速度の減少を抑えるピンの技術。「G30」よりもハジキが良くなり、高初速・高打ち出しになった。ヘッドの形状もやさしいので、デカヘッドでも安心して叩きにいけるクラブだ。

画像: ヘッドの周りの空気を味方につけることで今までにない振りやすさを実現した

ヘッドの周りの空気を味方につけることで今までにない振りやすさを実現した

動画はこちらから

画像: 全力試打!ギア王「PING Gドライバー」 youtu.be

全力試打!ギア王「PING Gドライバー」

youtu.be
画像: www.youtube.com
www.youtube.com

This article is a sponsored article by
''.