私たちの常識からは考えられないほどの飛距離やショット精度を誇るPGAツアーの選手たち。しかし、どんなに飛ばしても、最終的にカップに寄せられなければ好スコアを出せません。
Driver is show,putt is money と言われたのは過去のこと。今のPGAツアーでは、Approach is money
なのだそうです。
つまり、ウェッジゲームを制するものが、試合を制するということ。そのため、選手たちは様々なウェッジセッティングを試し、変え、常にベターなものを探し続けているのです。
今回は、とりわけ ”クセがすごい" ウェッジセッティングで戦う3人をご紹介。
ウェッジの工夫①
ふたつのグループに分ける
松山英樹のウェッジがこちら。48度と52度の「ショット用」と、56度と60度の「アプローチ用」でウェッジの種類を分けている。そのロフトとその役割に応じてモデルを分けてしまう潔さを見習いたい。ウェッジの本数が多くても、迷うことが少ないのもいいところ。
ウェッジの工夫②
PWを抜いてしまう
ローリー・マキロイの4本ウェッジ。46度、52度、56度、59度。アイアンセットのPWを抜き、同じロフト帯のウェッジを入れる。ロフトはPWと変わらなくても、ウェッジなので、スピンがかかりやすかったり、閉じたり開いたりといったテクニックを使いやすい。
ウェッジの工夫③
メーカーを”そろえない”
マット・クーチャーに至っては、3本のウェッジをすべてメーカー不揃いで入れている。それぞれのウェッジに求めていることや用途がはっきりしているからこそ、メーカーやモデルにとらわれることなく、自分の求める機能を持ったウェッジが見つかるのだ。
どう打てばどんな球が出るかをつかんでおけば、この「ミックス型」も大いにアリだ!
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