スライサーにはつかまりのいいSFテック
重くて大きなヘッド、長くて深くて低い重心位置というブレないコンセプトでドライバーをリリースし続けるピン。最新のGドライバーは基本的にキープコンセプトながら、前作G30よりもヘッド重量をやや軽くして、振りやすくなっているモデルです。
GドライバーにはG30同様に3種類のヘッドが用意されています。ノーマルのGドライバー、つかまりをもとめたSFテック、つかまりをやや抑え、更なる低スピン弾道を目指したLSテック、の3つです。
3つのGのうち、どれがいいのか、編集N島がピンのフィッティングを体験してきました。
新宿のビル群の中に、ピンのフィッティングスタジオはあります。
ショップの奥にあるフィッティングブース。
バッバの実使用スペックドライバーなど、ファン垂涎の素敵な展示コーナーを抜けて、ブースへ向かいます。
現状のドライバーで抱えている問題を、フィッターさんに告げます。包み隠さず、今の悩みを相談しましょう。
いくつかあるシャフトの中から、合いそうなものを選んで試打します。
フィッターの長沼さんが持っているシャフトのうち、青のALTA J50がGドライバーのメインシャフト。日本市場向けに開発したもので、かなり振りやすいんです。
計測システムは、プロゴルファーにも愛用されている「GC2」。ボールはタイトリストのプロV1。ちなみに、ピンの本社でもクラブ開発にはプロV1が使われており、Gドライバーとの相性が良さそうですよ。
何発か打ってみて、数値を計測します。どのヘッドとどのシャフトのマッチングがいいのでしょうか……
ピンは初速を重要視
何本か打った中から、一番数字がよかったものをチョイスし、さらに細かいスペック違いのテストに移行します。
ここでピンが重視するのはボールの初速。ヘッドスピードが上がったとか、スピンが増減したとかは二の次で、とにかくボール初速が最も速くなるスペックを追い求めていくのです。
球がつかまらないスライサーは、つかまるヘッドSFテックにすることで余計なスピンが減り、
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ピンといえばパターもお忘れなく
ゴルフ界にピン型パターという言葉があるように、ピンといえばパターでしょ、という方もまだ少なくありません。
フィッティングスタジオでは、パターのフィッティングもやっているんですよ!
ピンが独自に開発したアプリがインストールされたスマホをシャフトに装着し、5回ストロークするだけ。
これで、あなたのストロークのタイプとおすすめヘッド、調整すべきライ角まで弾き出されます。ここまでパターを合わせられたら、平均パット数もきっと減るに違いありません。
写真/有原裕晶
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