つかまるってこんなに飛ぶんだ!
試打をした香妻プロが、まず驚きの声を上げたのは、ドライバーショットでの打感。
「私の使っているボール(スリクソンZスター XV)よりも柔らかい! ボールがフェースにくっついている時間が長いのがわかります。気持ちいい感触ですね。その分、ボールが自然とつかまってくれるので、スピンも減って、飛距離も出てます。このつかまり感に慣れて自分でつかまえにいかなくなれば、スウィングも良くなってますます飛びそうです」(香妻、以下同)
![画像: 「スウィングでつかまえなくても勝手にボールがつかまえてくれる」と香妻プロ。打感もいいとビックリ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/194d9aacecd67a8ccf9a38a1b1ba8d8e92a0a926_xlarge.jpg)
「スウィングでつかまえなくても勝手にボールがつかまえてくれる」と香妻プロ。打感もいいとビックリ
この打感は、アプローチでも際立っていると香妻プロ。
「飛距離が出るボールって、硬いとう印象があったんですけど、かえって柔らかいぐらい。フェースに吸い付くような心地よいフィーリングです。スピン性能も高くて、グリーンでしっかり止まってくれます。ロゴも小さくなってスタイリッシュになったので、幅広いゴルファーの方に使ってほしいと思います」
![画像: 「スピン性能は十分。打感も柔らかい!」(香妻プロ)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/8ae2045b27ad642d60cc56a50f36c3cb13bb35d2_xlarge.jpg)
「スピン性能は十分。打感も柔らかい!」(香妻プロ)
香妻プロが驚いた「ゼクシオUX-AERO」三つの性能
一連の試打を終えた香妻プロが、驚いた3つのポイント。その理由を解明した。
こっちゃんの驚きポイント 1:「フェースに長くくっ付いて低スピンで飛ばせる」
ボールの硬度を硬くすれば反発が上がる反面、スピン量が増える。逆に柔らかくすれば反発は落ちるけれどスピン量は減る。このメリット部分をできる限り合わせた技術が“外剛内柔”という考え方。外剛内柔とはコアの内部で硬度の差をつけることなのだ。「UX-AERO」はこの度合いをさらに強めて、大きな飛距離を得ている。
![画像: スピンを減らしつつ、反発も維持する](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/4a13e361143c3063f17ac16ce8e983835a1dc60b.jpg)
スピンを減らしつつ、反発も維持する
こっちゃんの驚きポイント 2:「喰いつくような打感がやみつきになる」
「ドライバーからアイアン、ウェッジ、パターに至るまで、すべてで打感が柔らかい」と香妻プロ。ロングショットではソフトなコアがつぶれることで、ショートゲームではウレタンカバーの柔らかさが、心地よい打感を生み出してくれる。
![画像: コアの柔らかさが打感を良くする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/0e81dc10c933f96ae21e6c1187d90dea24c136a9.jpg)
コアの柔らかさが打感を良くする
こっちゃんの驚きポイント 3:「ツアーボールと比べてもピン性能が遜色ない」
アプローチでスピン量をしっかり確保できるのは、ウレタンカバーの柔らかさがあるから。「UX-AERO」はこれに加え、表面に柔らかいコーティングを施している。フェースとの摩擦力が大きくなり、スピンコントロール性能が増すのだ。
![画像: ウレタンカバーが効いている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/439346dcd22050a0d20e1d5999dffebcef7f98f6.jpg)
ウレタンカバーが効いている
「第三のボール」は“ディスタンス系”と“スピンコントロール系”のいいとこ取り!
第三のボール、ゼクシオUX-AEROは、どこが変わったのだろう。ディスタンス系とスピンコントロール系と合わせて構造を比べてみた!
![画像: 左からスリクソンZスター XV、ゼクシオ UX-AERO、ゼクシオ AERO DRIVE](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/55b45aee5c5355176a863abef90e4297617ca132_xlarge.jpg)
左からスリクソンZスター XV、ゼクシオ UX-AERO、ゼクシオ AERO DRIVE
スピンコントロール系の「スリクソンZスター XV」は、2層のコアで“外剛内柔”をさらに強め、中間層を硬くして反発を上げている。これにより、ドライバーではスピン量が減少。そして、アプローチでは0.5ミリのカバーによってしっかりとスピンをかける構造だ。
![画像: ツアープロ御用達「スリクソンZスター XV」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/2b214e29a6ca4010b3eee947ef04d4959e418ac9_xlarge.jpg)
ツアープロ御用達「スリクソンZスター XV」
第三のボールの「ゼクシオUX-AERO」は、硬度差を大きくつけた“外剛内柔”の大型コアと、やはり硬い中間層により、飛距離を維持。加えてアプローチショットでもソフトな打感と高いスピン性能を得るために、0.5ミリの極薄ソフトウレタンカバーを採用している。
![画像: ボールシェアの急激に伸ばしている第三のボール「ゼクシオUX-AERO」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/4f85d22333163323fec1eb3899ecb4c45cafb88d_xlarge.jpg)
ボールシェアの急激に伸ばしている第三のボール「ゼクシオUX-AERO」
ディスタンス系の「ゼクシオ AERO DRIVE」は、ドライバーショットでのスピンを減らすためにソフトなコア、そして反発力に優れたカバーを採用。中でも「AERO DRIVE」は大径のコアと独自の中間層で飛距離性能がアップしている。
![画像: カバーとコアの力でドライバーのスピンを減らす「ゼクシオ AERO DRIVE」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2018/01/09/6cee2b0efb0538622cd7188cec7737bd6f1b0dee_xlarge.jpg)
カバーとコアの力でドライバーのスピンを減らす「ゼクシオ AERO DRIVE」
「ソリッドコア+ウレタンカバー」という構造は、スピンコントロール系と第三のボールも同じだけれど、決定的に違うのはコアの硬度。第三のボールのコアは、スピン系に比べソフトなため、ロングショットでのスピン量が抑えられ、スピン量が多く飛距離をロスしている多くのアマチュアにとって、フィットする可能性が非常に高いボールなのだ!
次回はさらに詳しい試打結果をお伝えするのでお楽しみに。