月刊ゴルフダイジェストで好評連載中の「振り子の教室」。毎月、パットにまつわる疑問を“パット研究家”の星谷孝幸先生が科学的な視点で回答してくれています。
ここでは、普段ゴルファーが悩みがちなパットの問題について、ほしや先生が解決策を教えてくれます。ほしや先生、今回も早速お願いします!
Q1
グリップの適正な
力加減がわかりません
A1
ソールを浮かせて
構えた時の力加減がいい
パットは“振り子”運動が基本。そのためにはパターの重さをストローク中は常に感じておくことが大事。重さを感じたまま振るためには、アドレスでわずかにソールを浮かせて構えましょう。その時の握りの強さが、強からず弱からず、パットの“適正な力加減”といえるでしょう。
Q2
自分にどんなパターが
合うのかわかりません
A2
迷ったらピン型パターが
おすすめです
ピン型パターはある意味“万能”。トウとヒールに重量を配しているので、当たり負けしにくく、それでいてストローク中にフェース面を修正できる操作性もある。さらにグースネックなので、プッシュアウトのミスも少ない。ゴルフクラブ最大の発明だと思っています。ツアーのトップの選手がこぞって使っているのも頷けます。
Q3
高速グリーンで
距離感を合わせるには?
A3
ロフトを立てて構えて
アッパー軌道で振りましょう
高速グリーンでは、ボールがキャリーする打ち方をすると着地後に滑り、思ったよりも転がってしまいます。そうならないためには、マイナスロフトになるぐらいフェースを立て、こすり上げるように打ちましょう。ボールがすぐに地面をグリップするので、転がりすぎのミスが減ります
いかがでしたか? ほしや先生の教え、みなさんのゴルフにぜひ役立ててください。パットの悩み、今後もほしや先生にどんどんぶつけていきますので、お楽しみに!