都心からだと首都高湾岸線で横浜横須賀道路を経て逗葉新道へ。高速を降りて15分ほどで到着するのが「葉山パブリックGC」。葉山といえば「御用邸」や「森戸海岸」などが有名な、いわゆる夏の観光地で、特に7~8月の殺人的な渋滞が恐怖ですが、この時期は、土日でもそうひどい混雑はありません。
そんな混雑前の葉山でゴルフと言えば、安田幸吉設計の葉山国際カンツリー倶楽部も良いですが、今回、推したいのは、そのとなりにある「葉山パブリック」。36ホールの葉山国際に対し、9ホール、1500Y弱という小さなコースですが、起伏に富み、甘くはありません。ドライバーやUTを使うホールもあり、ペンクロスのベント2グリーンは、葉山国際同様、管理が行き届いた本格的なコースなのです(通常時で9~9.5F)。
ちょくちょく足が向いてしまう理由は、平日は予約不要なため「ちょっと軽く回りたいな」なんて時にピッタリだから。クラブも14本とまではいきませんが、ドライバーからウェッジまで、幅広く使えるので練習にもなります。これからの時期、梅雨の合間で天気が良い時などピッタリですよね。
このコース最長の打ち上げパー4である7番をハァハァ息を切らせつつ上がると、眼前に広がるのは大パノラマ。西は江ノ島、東は猿島の奥に房総半島をのぞむことができる絶景ホールが写真の8番です。が、大体風が吹き荒れ、パーセーブするのが難しい…。
9ホール回って大体1時間半~2時間弱。渋滞や混雑知らずの梅雨時の葉山で、ちょっと雨が止んだな、なんて時はぜひ葉山までクルマを飛ばしてみてください。あ、帰りは南郷トンネルを抜け、右折すれば逗葉新道入り口ですが、敢えて左折し、2~3分のところにある「マーロウ」のプリンをお土産にどうぞ。絶品です。