フィッティングで何をしたいのか
プロギアのクラブフィッティングは、その人のスウィングを細部まで正確に可視化するハイテクマシン「サイエンス・フィット」を用いて行われます。
その様子を編集N島が体験してきましたので、レポートします。
プロギアではまず、フィッティングで何をしたいのかを聞かれます。何をしたいのか、というのは・・・
①今のスウィングは変えずに真っすぐ飛ばせるクラブ
②将来的にスウィングをさらに向上させるクラブ
忙しくて、練習に行く時間がない。けれども大事なラウンドがあるのでコースで真っすぐ飛ぶクラブが欲しいという方もいます。そういう方は①です。こういう方も少なくないそうですよ。
対して、今のスウィングをレベルアップし、自分が本来持っているスウィングに合うクラブを探すことを目的とするのが②です。
N島は、やはり②だろう!ということでその旨を告げ、まずはスウィングを診断してもらいます。
フィッターでありプロの宮川まもるさんが、スウィングを分析してくれます。
ゴルファーには、タメの強いリストターン型と、リストワークの少ないボディターン型のふたつのタイプがあるのだそうです。
こちらがリストターン型。体の前でヘッドがターンしていきます。
対してこちらがボディターン型。クラブを体の正面にキープして回転していきます。
トッププレーヤーの中でも必ずどちらかに分かれ、そのタイプに合ったクラブを選んでいるのだそうです。
自分はどちらのタイプか、知りたくなっちゃいますよね!
たとえば潜在的にはボディターン型なのに、一生懸命リストターンを練習しているケースもあるのだとか。これだとせっかくの自分の動きに制約をつけていることになり、本当に気持ちいいスウィングはできないのです。
宮川さんはサイエンスフィットによってそれを見極め、適切なレッスンおよびクラブ選びをしてくれるのです。
ヘッドは、小誌の名物企画「D-1グランプリ2015」の優勝クラブiDナブラRSシリーズ。
スウィングタイプを中心に、スウィングのタイミングやヘッドスピードに応じて最適なシャフトを選んでいきます。
それを試打して、スペックを煮詰めていきます。自分のタイプを勘違いして、それに合わせたスペックのクラブが合っていると思いこんでいるケースもあるといいます。
とにもかくにも、発見の多いフィッティング体験でした。
写真/有原裕晶
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