【毎週金曜更新】プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
あなたのスウィングここがダメ!
木村友栄プロが、アマチュアゴルファーのお悩みを3つのポイントでわかりやすくレッスンしてくれます!
今回はゴルフ歴12年の高野直樹さん。高野さんはパブリック選手権に向けてドライバーの飛距離を伸ばしたいとのこと。高野さんのお悩みをキムトモのレッスンで解決!POINT3つを紹介します。
POINT1
ボールの位置は一番叩ける位置に置く
今回のお悩みゴルファー高野さんはもう少し飛距離を伸ばしたい。早速ドライバーを打ってもらいキムトモチェックのスタートです。
先ずはアドレスのチェックから。インパクトでボールに最大のエネルギーを伝えるにはクラブヘッドが加速しながらボールに当たることが大切です。
ボールの位置を左に置きすぎると、ヘッドの最速点を過ぎて減速しながら当たってしまいます。しっかり叩ける位置は「左足のかかと延長線上」が一つの目安です。そこからボール1~2個分で叩ける位置を探しましょう。
ボールを左に置きすぎていたせいで、肩のラインも左を向きすぎていました。インパクトで体が開いて当たると力も伝わりづらくなります。
POINT2
ヘッドスピードを上げるには重い物と軽い物を交互に振ろう
ヘッドスピードを上げるには、素振り用の重いものと軽いものを交互に振ると効果があります。例えば素振り用のバットと、方向を確認するスティックやドライバーのヘッド側を持って振るといいでしょう。
重いものは速くは振れませんが、軽いものは速く振れますよね。交互に繰り返すことによって重いものでも速く振れるように”脳”をだます効果があるんです。
これはドラコンの選手がよくやる練習方法で、無意識のうちに体がブレーキをかけてしまうレベルを少しづつ上げていく方法です。
POINT3
フィニッシュまで加速し続ける
フィニッシュまでスムーズにとれない方は、”インパクトで合わせている”ということになります。合わせる動きが入るとヘッドスピードは減速しながら当たることになります。
これ以上のスピードで振ると真っすぐに飛ばせないと体が反応して、スピードが落ちてインパクトを迎えてしまいます。
できるだけ減速せずに振り抜きたいので、フィニッシュに向けて加速しながらスウィングするという意識が大切です。
フィニッシュまで振り抜くためには、バランスが大切です。しっかり素振りでフィニッシュまで振り抜く練習をしましょう。
実際にボールを打つときにもフィニッシュで最速になっているイメージで、クラブが背中に当たって戻るくらいの意識で素振りしてみるの良いでしょう。
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