ケンジロウです。今週はアメリカのピッツバーグに来ています。

ここまで書けばお分かりでしょう。

そう、2016年の全米オープンの取材でオークモントCCに来ているのです。というか、タイトルでわかっちゃいますね(~_~;)

画像1: U.S.オープン2016
現地レポートvol.1

オークモントで開催されるUSオープンは2007年以来。増田ノブさんが出場していたのを覚えていますね。そのときの優勝はアンヘル・カブレラでした。

オークモントはとにかくコースが難しいという印象ですが、それは9年経った今回も、やはり変わらないようです(-_-)

まずは月曜日の練習日を終えて、コースの印象を書いていきます。

何が難しいのか、まずはグリーンですね。

土曜日に回った谷原秀人プロによれば、スティンプメーターで15フィートもあったそうですよ( ゚Д゚)

「土日に散々水を撒いて、今日は少し落ち着いた」と谷原プロは言っていましたが、それでも速い速い。そしてポテトチップのようにグリーンがうねっているので、2パットで上がるのがやっとというところですよね。

画像: グリーン上に十分時間をかけて練習ラウンドをkなしていた松山プロ

グリーン上に十分時間をかけて練習ラウンドをkなしていた松山プロ

「30パットを切るのは難しい」と松山プロの組についていた内藤雄士プロコーチは言っていました。

その松山英樹プロも、今日はグリーン上で入念にラインや転がりをチェックしていました。余りにもラインが複雑なので、一つのカップに対して、2通りのラインがあったりもするんですよ( 一一)。

またグリーン周りのラフがやっかいで、ひとたびグリーンからこぼれると、このラフにすっぽりとはまります。芝種はケンタッキーブルーグラス。芝が粘りっこくて、ライによってはサンドウェッジで開いて打つだけでなく、ピッチングでロフトを立てて芝ごと弾き出すような打ち方も必要だと内藤コーチは話していました。

画像2: U.S.オープン2016
現地レポートvol.1

グリーンが難しいので2打目をいい位置から打ちたいのですが、ティショットの落としどころにちょうどハザードがあるか、フェアウェイをしぼってあるので、ティショットも難しい。松山選手もアウトホールのうちの半分近くはアイアンでティショットを打っていましたね。

内藤雄士プロコーチが前半アウトの難しいホールに上げていたのが、4番のパー5。ちょっと右ドッグレッグしていて、真っ直ぐ打つと突き抜けてラフかバンカー。右のバンカーを越えていきたいのですが、そこを越えるにはキャリーで280㍎必要。

画像3: U.S.オープン2016
現地レポートvol.1

松山選手は今日はいい当たりで、そのバンカーを越えていました。それでも残り280㍎近く残っていたので、2打目はレイアップしていました。

昨日は旗がなびくほどの風が吹いていたとか。この難しい状況でさらに風が吹いたら、もうホールアウトできないんじゃないですかね( ゚Д゚)

ズバリ、皆さん、優勝候補はどなたですか?

ちなみに内藤雄士コーチに優勝候補を聞いたところ、
「このコースでこのセッティングで優勝候補を挙げるのは難しいですね。調子がいい選手でも、ここは予選が通らないことも出てくる。逆にここ2回ともメジャー初優勝が出ているので(2007年カブレラ、1994年アーニー・エルス)、松山君もチャンスがあると思いますよ」とのこと。

画像: ユーティリティでアプローチする姿も

ユーティリティでアプローチする姿も

さあ、皆さん投票してください。誰が勝つと思いますか?

  • ジョーダン・スピース
  • ジェイソン・デイ
  • ローリー・マキロイ
  • リッキー・ファウラー
  • 松山英樹
  • アンヘル・カブレラ
  • ダニー・ウィレット
  • ダニエル・バーガー
  • フィル・ミケルソン
  • ダスティン・ジョンソン
  • セルヒオ・ガルシア
  • その他
  • ジョーダン・スピース
    13
    32
  • ジェイソン・デイ
    7
    18
  • ローリー・マキロイ
    8
    20
  • リッキー・ファウラー
    4
    11
  • 松山英樹
    48
    122
  • アンヘル・カブレラ
    1
    3
  • ダニー・ウィレット
    1
    3
  • ダニエル・バーガー
    2
    6
  • フィル・ミケルソン
    4
    9
  • ダスティン・ジョンソン
    5
    13
  • セルヒオ・ガルシア
    2
    4
  • その他
    5
    12

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