飛べばいいというものではありませんが・・・
皆さん、自分のアイアンの飛距離に満足していますか。男子プロの試合を見ていると、180ヤードを8番や9番で打つ選手もいますよね。明らかに、昔よりも飛距離は伸びています。
アイアンは飛距離よりも方向性が大事ですが、オトコたるもの飛距離は譲れない!という御仁もいらっしゃることでしょう。
たとえば、ピンまで148ヤードのパー3。「いま何番で打った?7番?」
「いやー、8と9で迷っちゃってさー、結局9番で打ったらちょっとショートしちゃったよ(#^.^#)」
「えっ、9番?すごいねー、 飛ぶねぇ……」
これですよね、これ!ライバルの予想をまさか2番手も下回る飛ばし屋っぷりを見せつけたいじゃあありませんか!
ということで、飛距離の出るアイアンをお探しの方のために、飛距離テストを行いました。
テスターは梶川武志プロ。ドライバーのヘッド速度は47m/sです。弾道計測器フライトスコープを使用。
各モデル7番アイアンを使い、スピン系ツアーボールを打ってキャリーを計測しました。
で、飛距離10傑はこうなりました!ピンのGアイアンが1位、プロギアは2本も入賞しています。
1位
ピン
Gアイアン
172.5Y
ロフト30.5度
2位
タイトリスト
VG3アイアン
170.5Y
ロフト30度
3位
プロギア
iDナブラRSチタンフェース
170.0Y
ロフト30度
4位
本間ゴルフ
TW727 P
169.4Y
ロフト30度
5位
ナイキ
ヴェイパーフライプロ
166.1Y
ロフト33度
6位
スリクソン
Z545
165.0Y
ロフト31度
7位
ブリヂストン
J15DPF
164.9Y
ロフト31度
8位
ヤマハ
RMX116
163.9Y
ロフト31度
9位
ミズノ
JPX850フォージド
163.6Y
ロフト31度
10位
プロギア
iDナブラRSフォージド
163.5Y
ロフト32度
あなたの気になるアイアンはありましたか?
10モデルの7番アイアン平均ロフト(カタログ値)は30.95度、約31度です。飛ばせるアイアンが欲しい場合は、7番アイアンのロフトをチェックし、30度前後のモデルをお試しになるといいと思います!
飛びすぎが困る人もいる
アイアンは、ただ飛べばいいという訳ではない、という人のために、きちんとアスリートモデルが用意されているんです。同じ7番でも、ロフト差は4度。
同じ7番で4度もロフト角に差があることがあります。
ライバルが「何番で打ったか」に加えて、今後はどのアイアンの何番で打ったか、という情報が必要になるんですね!