ケンジロウです。ピッツバーグのオークモントCCよりお届けします。
最後の練習日である水曜日、朝から小雨まじりのスッキリとしない天気でしたが、徐々に晴れ間も出てきて、午後には快晴に。ただし湿度が高くて、体感温度はかなり高かったと思います。明日の初日は降水確率90%と雨が予想されていて、午後にはサンダーストームの予報も出ています((+_+))
さて、今回は全米オープンの練習場で見つけたプロの練習をお届けします。世界のトップ選手が集まる大会ですからね、その練習法もみんな変わっていますよ~( ..)φメモメモ
まずはこちら。そうマスターズチャンピオンのダニー・ウィレットです。
練習グリーンで何やら白と黒に塗られたボールを打っています。これは過去に石川遼プロもやっていましたよね。しっかりとボールに順回転がかかると、白と黒がキレイに分かれて見えます。逆に回転が悪いと、白と黒が入り乱れるというわけです。上の写真もキレイに白と黒に分かれていますよね。
ウィレットは練習グリーンで長い時間を費やしていました。スピースもそうだけど、やっぱり上位選手はパット練習を大事にしますよね。
ちなみにこちらはウィレットのショット練習の風景です。教えているのは、ヨーロッパ選手を中心にコーチを務めるピート・コーウェン。ステンソンとかフィッツ・パトリック、G・マックとかも教えていますよね( ..)φメモメモ
アドレスで股関節を入れてしっかりとフトコロを作るという練習をしていました。レッスンは1時間近くみっちりと行われました。大事な大会を直前にしてよくやりますよね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
続けてこちら、ジャスティン・ローズ。コーチのショーン・フォーリーが練習器具を使って。教えていました。ちょっと見づらいですが、3本の棒を置いていますね。
しかも1本は垂直に立てています。絶対にクラブを外に出さないぞという意思が現れていますよね。その他に飛球線のラインに1本、体の正面側に1本おいて、よりスクェアを意識しやすい状態になっています。
ローズは6年前の全米オープン(メリオン)で勝っていますからね、全米オープンにかける意気込みは強いでしょう。
こちらは注目のジョーダン・スピース。コーチのキャメロン・マコーミックが練習場しきりにスウィングをチェックしていました。
今まで何度もスピースの試合を見にきていますが、試合会場の練習場でマコーミックを見たのは初めてですね。コーチを呼ぶということは、やはりショットに幾ばくか不安を感じているのでしょうね。打ち終わるたびに、何やらコーチからいろいろ説明を受けていましたよ。
そしてリッキー・ファウラー。バックスウィングの腰の高さでクラブをいったん止めて、そこでヘッドの位置とフェース面を確認。そこからクラブを上げて打つという練習です。トップで止めて打つ「ストップ&ゴー」に似ていますが、これなら僕らにも打てそうですね。ワッグルをしているような感覚なのかな?
バックスウィングを気にしている方は、このリッキーの練習法はお勧めかもしれませんね♪
最後にプロの練習というか、練習場で見つけたあるシーンを動画で撮りましたので、こちらをご覧ください。他にも撮っている方がいたので、多少見づらいですがご勘弁を(~_~;)
これは、J・Bホームズとバッバ・ワトソンの2人。共に飛ばし屋の2人が同じタイミングで打つプロモーション!?ビデオでした。バッバのほうが少し飛んでいる気がしましたね。バッバがビッグスライス、ホームズがビッグドローでした。それにしても2人ともインパクトの音が半端ないですわ((+_+))
写真/姉﨑正