バンキシャN野です('ω')ノ
サントリーレディスにて見事ツアー2勝目を挙げたカン・スーヨン選手。最終日、1パットを10回沈めるという驚きのスタッツを残した彼女。
彼女が使っていたパターはTRU2 GOLF(トゥルー・トゥー・ゴルフ)というメーカーのパターなんです。ご存知でしたか?カン・スーヨン選手以外にも、金・ナリ選手、北田瑠衣選手も使っているというこのパター。
どんな特徴のパターなんでしょうか?
TRU2 GOLFの創始者であるフィリップさんにお話をお聞きしました。
このパターの最大のポイントは、フェース面の溝にあります。溝が上、中、下で色が変わっていますよね?実はこれ、溝の向きが分かれているのです。
中央部分は溝がボールに対してまっすぐ向いています。
上の部分の溝は上向きに刻まれているのです。これにより、例えばグリーン周りのラフからパターで寄せたいときに、草の上に乗っているボールにこの部分が当たりますね。すると、ボールは少しキャリーして飛び出すためラフの抵抗を受けずに寄せられるというメリットがあるんです。
逆に、グリーン上ではほとんどの人がレベルかアッパー軌道でインパクトするので、中央か下の溝に当たります。
溝の効果でボールに順回転がかかってスムーズな転がりで、カップインの確率が上がるという仕掛けが凝らされているのです。
んー、打ってみたいですねぇ。打感も柔らかく、音もいいそうですよ!
ちなみにこの溝の向きを変えるシステムはMultiple Angle Groove Technology(MAGT)と名付けられているそう。
ちなみにTRU2 GOLFは、True 2(真実の、真実の)、またはTrue to(忠実な)という意味も含んでいて、フィリップさんは「関西弁ならホンマにゴルフ!って意味ダネー」と意気揚々とお話ししていました(笑)
写真/有原裕晶
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