さあ、お待たせしました。ラウンドレポートを書いていきますね(*^_^*)
1番ホールからティオフ。このコースは1番と10番がホントやっかいなんですよね。試合でもここで多くの選手がボギーを叩いていましたね。
さあ、緊張するティショット。右サイドは浅くて、すぐにOBゾーン。左サイドにはワシャワシャとしたラフが待ち構えています。
いつになくティショットはいい当たりが出ました。キャディのジョーダンから「good shot」のお褒めの言葉が♪
ジョーダンは、スネデカーのキャディに似たスキンヘッドの大柄な男。聞けばこのコースでいつも70台で回るそう( ゚Д゚)そんなプレーヤーに褒められると、なんか嬉しくなっちゃいますね(^_^*)
2打目地点にいってわかったのですが、フェアウェイはかなり絞られていて、少しでも曲がったらすぐにラフに入ってしまいます。同伴競技者のA澤さんは左に曲げてラフに入れていましたが、ボールがすっぽりラフに入ってしまって、そこから出すのにひと苦労していました。やはりティショットはフェアウェイに置くのが必須ですね。プロがティショットにアイアンを多用していたのが理解できました。
2打目地点からはグリーンに向かってなだらかな打ち下ろしになっています。僕の球は左足下がりのライになっていて、残り130ヤードちょっと。風はフォロー。とっても番手に迷いますね~(-_-;)
結局迷いに迷って、9番アイアンで打った球はグリーン左のラフへ。届くか届かないかの距離で、チカラが入って左に引っかけてしまいました。
まあ、グリーン左は広いから、これなら寄せてパー、寄らなくてもボギーはとれるなと思ったのが、カン違いの始まり。グリーン周りのラフがとんでもないんです(-_-;)
選手のコメントで薄々はわかっていたのですが、グリーン周りのケンタッキーブルーグラスは、とにかく剛毛。素振りをしただけでわかりますが、ヘッドにからみ付くよう芝で、しっかり打たないとヘッドが抜けません。例えて言うとニラレバに入っているニラのような感じですかね。あの箸にまとわりつくような感じ。イメージできますかねf^_^;)
しかもボールが微妙に浮いているので、サンドだと下をくぐってしまいそう。これはやっかいですよね。ボールのラフへの入り具合によって、毎回クラブ選択や、打ち方に迷いが生じそうです。
結局、サンドウェッジで少しロフトを立たせて打った球は、スピンがかからずピンの奥へ。そこから3パットでダブルボギー。やはりこのグリーン回りがやっかいなんですね。ラフのボールの埋まり具合で1打、2打は違ってきますね-_-b
続けて2番ホール。ここのグリーンのピン位置は難しいところ切ってあったんですよ。最終日にこのホールでずっと見ていたんですが、ホント猫の額ぐらいしかない平らな場所にピンが切ってあって、なかなか寄せるのが難しい。上につけてしまって、5パットしている選手もいましたから。その猫の額から少しでも出たらグリーンからこぼれてしまいます_(._.)_
今回もティショットはいい当たり、2打目のアイアンショットが少しフェースが開いてしまって、右のバンカーに入れてしまいました。でもそこからなんとか寄せワンでパー。アゴが高くて出すだけで精一杯でしたが、まさか寄るとは(゚o゚;;ジョーダンと思わずハイタッチ(笑)
この魔のピン位置を体験しなかったのは、幸か不幸か。ちょっと体験してみたかったですけどね。同伴競技者のI垣さんはカップとは違う方向に向かって打っていましたよ。
続いて3番は名物のチャーチピューがあるホール。
ここで私はプロのティショットの連続写真を撮っていたのですが、フェアウェイ左側を狙う選手が多かったのを覚えています。何で左を向くのか不思議に思っていたんですが、回ってみてわかりました。グリーンの右サイドが高いので、2打目を左サイドから打ちたいんですね。そうしないと、2打目の球がみんなグリーンの左下にこぼれてしまいます。グリーン面を意識して、ティショットの狙いを変えていたんですね。
でも余り左を狙いすぎるとチャーチピューに入ってしまう。なので、ティショットをフェアウェイの左サイドにピンポイントで打たなければならないんですね。しかもフェアウェイは左サイドに向かって傾斜視していて、チャーチピューにボールが入りやすくなっています。ここがハンディキャップ1というのがわかる気がしました。
そんな設計家の意図を無視してか、僕の打った球は右サイドへ。その2打目地点に行ってわかりましたが、もうそこからはノーチャンスですね。かなりの打ち上げで、ピンの位置は見えません。左足上がりで、風はまたまたフォロー。距離感が難しいですね。
ショートアイアンで打った球は、広いグリーンの奥に乗りました。そこからなんとか3パット。4パット、下手したら5パットもしそうな難しいアンジュレーションでしたよ。
もちろんチャーチピューで記念写真撮りましたよー(^_^*)
このように、毎ホール、毎ホール何らかの試練が待っていて、簡単にはパーが取れません。4番も5番もダボ。ショットはそんなに悪くないんですけどね。グリーン回りでやっちゃいます。このコースはグリーンに行くにつれて、難しさが増すような設定になっていますよね。
途中、ジョーダンにここのプレーフィはいくらかたずねたところ、
「300$」
という答えが返ってきました。メンバーか、メンバーが呼ぶゲストのみがプレーできるプライベートコースですが、メンバーもゲストもその値段だとか。
これにプラスしてキャディフィー「100$」とキャディへのチップがかかります。トータルで400$強ですかね。それだけ払ってでも一度は回ってみたいですよね。
スコアカードには、このオークモントでやったナショナル試合の歴代のチャンピオンの名が刻まれていました。そこには1925年の全米アマ優勝のホビー・ジョーンズの名もあります。また1953年の全米オープンで、ベン・ホーガンが勝っているんですね。そんな話を聞くと、やっぱりコースの歴史と重みを感じますよね。
さて、コースに話を戻しますね(^。^)y-.。o○
6番ホールパー3。ここは宮里優作が4日間で2個バーディ獲ったホールですよね。フェード打ちはすごく立ちやすいと言っていました。グリーン面の右サイドが少し高くなっているんで、狙いやすいんだと思います。僕も右曲がりの球を打つタイプ(フェードとは言えませんね(笑))なので、このホールは確かに狙いやすいかも。
152㍎のフォロー。8番アイアンで打った球は、グリーンセンターへ。そこから2パットで本日2個目のパーをいただきました。キャディのジョーダンと今度はグータッチ(*^_^*)
アウトホールの目玉は何といってもやはり、8番のパー3でしょう。試合では280ヤード近くあったホールです。我々のティでも約220ヤード。僕の人生で一番長いパー3かもしれませんf^_^;)
ジョーダンにすすめられるがままにUTで打ったところ、つかまり過ぎて左のバンカーに入へ。そこから寄らず入らず、3パット。また簡単に"ダブル(ボギー)"ですよー(-_-)
結局ハーフ終わって「51」というスコア。パーを2つ獲ったんですが、気づくとちょこちょこと打ってしまっています。
ハーフを終えて思ったことは、とにかく2打目以降が難しいですね。グリーンに行くにつれて狙いがシビアになる。またラフに入れたら必ず1打は罰を払う覚悟が必要ですね。無理に攻めようとすると、さらなる罰打を食らう可能性があります。グリーンに乗せてからもやっかいで、とにかくどのグリーンも傾斜がキツくかつ速いので、しっかり打てなくなります。プロがあれだけパットに苦戦していたのも頷けますよね。
こちらは同伴のA澤さんのパットの動画。どうですか?早いですよね。上につけたらもう3パット確定です(-_-;)
宮里優作プロが、練習ラウンドをハーフで切り上げた時に言っていた言葉を思い出しました。
「覚えることがいっぱいすぎて、ハーフで頭のなかがパンクしそう。とても1日で1ラウンドいけなかったです」
これを言っていた意味が、回ってみてよーくわかりましたよf^_^;)
この続きはまた次回のVol.3へ。
前回の記事をご覧になってない方はこちら↓