月刊ゴルフダイジェストで好評連載中の「振り子の教室」。パット科学研究家の星谷孝幸先生が、パットにまつわる疑問や悩みを独自の目線で回答しています。

画像: ほしや・たかゆき。技術者として活躍した後、39歳で出合ったゴルフに魅せられ退職。ロボットや解析装置を使い、科学的レッスンを行うパット科学研究家

ほしや・たかゆき。技術者として活躍した後、39歳で出合ったゴルフに魅せられ退職。ロボットや解析装置を使い、科学的レッスンを行うパット科学研究家

ほしや先生の理論は「パターヘッドもフェースも“真っすぐ”動くこと」が絶対的な基本。それができれば、狙ったところに精度高く打ち出せるようになるからです。

それをそんなほしや先生の理論を実際に体験できる施設がオープンしたと聞き、さっそくお邪魔してきました!

場所は大阪・梅田駅からシャトルバスで5分ほどの位置にある「OAP(大阪アメニティパーク)」にある「梅田ゴルフ倶楽部 OAP店」。

画像: 【所在地】大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワーB1F 【営業時間】月~金 10:00~22:00 土・日・祝 10:00~20:00

【所在地】大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワーB1F 【営業時間】月~金 10:00~22:00 土・日・祝 10:00~20:00

ここでは、誰でも施設内の練習グリーンで、ほしや先生が考案してたマシンの数々を使ったサーキット形式の練習ができるんです。その内容をご紹介します!

(1)現状のストロークをデータでチェック!

「パットアナライザー」というヘッドの動きを解析するカメラとソフトで、フェースアングル、軌道、ボールスピード、インパクト係数(ヘッドスピードに対するボール初速の割合)などなど…あらゆるデータが可視化されます。それを元に、まずは自分の問題点をあぶりだします。

画像: インサイドアウトで、ちょっとフェースがかぶっちゃってます…

インサイドアウトで、ちょっとフェースがかぶっちゃってます…

(2)~(3)ストレート軌道ロボで“真っすぐ”を叩き込む!

画像: パットが劇的上達!
リアル「振り子の教室」に行ってきた

ムムッ、パターが独り立ちしてる! これは「ストレート軌道ロボット」。本体からアームが出ていて、それにパターが固定してあります。これは、絶対に軌道もフェースも真っすぐにしか動かない、というシロモノ。あとはそのパターを握って、ストロークすればいいんです。

画像: フォロースルーで負荷がかかるようになっている。腕のチカラだけで真っすぐ出そうとするとキツイ仕掛けに

フォロースルーで負荷がかかるようになっている。腕のチカラだけで真っすぐ出そうとするとキツイ仕掛けに

が、しかしこれが…、「これが“真っすぐ”っていうことなのか」と間違いなく実感します。今までいかに真っすぐ振れていなかったかが、よ~くわかります。気分は「巨人の星」の“大リーグ養成ギプス”的な…。もうひとつ、もう少し動きの自由度の高い「ストレート軌道マシン」でも軌道を修正します。

(4)LEDの動きに合わせてリズムを矯正

サーキット練習の最後は「パターガイド」で、リズムを矯正。LEDライトの動きに合わせてストロークします。このリズムは、いわゆる“振り子運動”で振れた時のもの、つまり重力を使って振れればOKということです。

画像: ヤバッ、ちょっと早かった!

ヤバッ、ちょっと早かった!

テークバックをピュッと引かず、トップで“間”があり、加速しながらインパクトへ。そんなリズムが身につけば、振り幅に応じた距離が毎回打てるようになるんです。

(1)~(4)の流れで約7分。これを2サイクルおこなって1セットとなります。で、その成果を計測してみると…

画像: フェースアングルが0度! ボールの転がりも真っすぐに

フェースアングルが0度! ボールの転がりも真っすぐに

おおッ! 見事にストレート軌道に!

とは言え、1回だけではやはり忘れてしまうので、脳と体にこの動きが染み込むには、継続が必要とのことです。

でも、一度体験すると、自分のストロークのクセや甘さがよーくわかります。現在は大阪にしかありませんが、今後は各地に展開してほしいですね(1回540円とリーズナブルなのもうれしい![ちなみに、このマシンの数々は特許出願済])

関西在住の方はもちろん、出張などで大阪に行った際には、ちょっと立ち寄ってみることをお勧めします!

リアル「振り子の教室」はコチラにあります!↓↓↓

ほしや先生の「振り子の教室」は、月刊ゴルフダイジェストで連載中です!↓↓↓

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