月刊ゴルフダイジェストで好評連載中の「振り子の教室」。パット科学研究家の星谷孝幸先生が、パットにまつわる疑問や悩みを独自の目線で回答しています。
ほしや先生の理論は「パターヘッドもフェースも“真っすぐ”動くこと」が絶対的な基本。それができれば、狙ったところに精度高く打ち出せるようになるからです。
それをそんなほしや先生の理論を実際に体験できる施設がオープンしたと聞き、さっそくお邪魔してきました!
場所は大阪・梅田駅からシャトルバスで5分ほどの位置にある「OAP(大阪アメニティパーク)」にある「梅田ゴルフ倶楽部 OAP店」。
ここでは、誰でも施設内の練習グリーンで、ほしや先生が考案してたマシンの数々を使ったサーキット形式の練習ができるんです。その内容をご紹介します!
(1)現状のストロークをデータでチェック!
「パットアナライザー」というヘッドの動きを解析するカメラとソフトで、フェースアングル、軌道、ボールスピード、インパクト係数(ヘッドスピードに対するボール初速の割合)などなど…あらゆるデータが可視化されます。それを元に、まずは自分の問題点をあぶりだします。
(2)~(3)ストレート軌道ロボで“真っすぐ”を叩き込む!
ムムッ、パターが独り立ちしてる! これは「ストレート軌道ロボット」。本体からアームが出ていて、それにパターが固定してあります。これは、絶対に軌道もフェースも真っすぐにしか動かない、というシロモノ。あとはそのパターを握って、ストロークすればいいんです。
が、しかしこれが…、「これが“真っすぐ”っていうことなのか」と間違いなく実感します。今までいかに真っすぐ振れていなかったかが、よ~くわかります。気分は「巨人の星」の“大リーグ養成ギプス”的な…。もうひとつ、もう少し動きの自由度の高い「ストレート軌道マシン」でも軌道を修正します。
(4)LEDの動きに合わせてリズムを矯正
サーキット練習の最後は「パターガイド」で、リズムを矯正。LEDライトの動きに合わせてストロークします。このリズムは、いわゆる“振り子運動”で振れた時のもの、つまり重力を使って振れればOKということです。
テークバックをピュッと引かず、トップで“間”があり、加速しながらインパクトへ。そんなリズムが身につけば、振り幅に応じた距離が毎回打てるようになるんです。
(1)~(4)の流れで約7分。これを2サイクルおこなって1セットとなります。で、その成果を計測してみると…
おおッ! 見事にストレート軌道に!
とは言え、1回だけではやはり忘れてしまうので、脳と体にこの動きが染み込むには、継続が必要とのことです。
でも、一度体験すると、自分のストロークのクセや甘さがよーくわかります。現在は大阪にしかありませんが、今後は各地に展開してほしいですね(1回540円とリーズナブルなのもうれしい![ちなみに、このマシンの数々は特許出願済])
関西在住の方はもちろん、出張などで大阪に行った際には、ちょっと立ち寄ってみることをお勧めします!
リアル「振り子の教室」はコチラにあります!↓↓↓
ほしや先生の「振り子の教室」は、月刊ゴルフダイジェストで連載中です!↓↓↓