強い選手や、成績を残している選手が使い「これがいい!」となると、人気が一気に爆発するのがフェアウェイウッド。ときに、契約外のフェアウェイウッドをバッグに差している選手も散見されます。それだけ好みが強く反映されるのもフェアウェイウッドの特徴でしょう。
クラブに強くこだわる目利きプロたちが選んだ、忘れられないモデル3本を紹介します。
順位は付けられないなあ…
ツアーきってのショットメーカー、深堀圭一郎プロは「順不同です」との前置きで、異なるメーカーの3本を挙げてくれました。
テーラーメイド・ファイヤーソール
10年ほど(‼)愛用した思い出の1本。遠くに、正確に打てるこのファイヤーソールの3Wは手放せなくなっていたそうです。
ソールに配したウェートによる低重心設計で、高打ち出し&低スピンで飛ばせたモデルです。テーラーメイドのフェアウェイウッドの歴史を語るうえで外せないモデルでしょう。お使いの方も多かったのでは?
キャロウェイ・レイザーフィット
2012年発売。調節機能で好みの弾道にアジャストできる、どちらかというと上級者向けのモデルです。顔がよく、プロや上級者にとって構えやすく球筋がイメージしやすいといいます。これはなかなか通好み、さすがクラブの目利きといったところですね。
ナイキ・SQ2
タイガー・ウッズをはじめ、この1本を長く使うプロが続出した名器。つい最近までツアーで見かけていたほど、息の長いモデルでした。アイアン巧者の深堀プロはSQ2の7Wを愛用、高さでピンを攻めていきました。
深堀プロは、飛ばすか狙うか、番手とモデルを細かく分けてウッドセッティングを組み立ててきました。トッププロのセッティングを見るときは、その編成にどんな狙いが隠されているかを想像するのも楽しいですよ!