有名設計家のコースは、その多くが攻略性の高さと美しさから多くのゴルファーが訪れますが、忘れちゃいけないのはクラブハウス。ラウンドに来て、コースと同じくらいの時間を過ごすクラブハウスだけに、クラブハウスに力を入れるゴルフ場も多く、有名建築家が手がけたクラブハウスも、実は少なくありません。

画像1: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部

今回ご紹介するのは、門司ゴルフ倶楽部のクラブハウス。2014年に登録有形文化財に指定された赤い屋根の建物は、チェコ出身の建築家「アントニン・レーモンド」によるもの。
「近代建築三大巨匠」の一人、フランク・ロイド・ライトとともに来日し、帝国ホテル(現在は明治村に移転)を造った氏は、その後日本に長く滞在し、東京女子大礼拝堂や聖ポール教会をはじめ、多くの名建築を残しました。門司のクラブハウスは『いわゆるレーモンドスタイルがいかんなく発揮された近代建築(文化遺産オンラインより)』と、特に高い評価を得ています。

画像2: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部

クラブハウスの階段からレストランを見上げると、こんな景色が待っています。2階は談話室と食堂。食堂の一番奥には巨大な暖炉があります。『日本建築の近代化に大きな影響を与えた』という建築手法は「戦後モダニズム建築」と称され、今でも高い評価を得ています。

画像3: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部

天井付近につくられた明り取りの窓は、フランク・ロイド・ライト建築でもよく見かけます。屋根の赤が障子に映りこみ、淡いピンク色に光って美しいのひとこと。

画像4: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部

もうひとつ、特徴的なのは食堂奥にある巨大な暖炉。「パチパチ」という音とともにメンバーさんたちが談笑していますが、たしかになぜかここに座りたくなる吸引力を持っている気が…。

画像5: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部

このおしゃれなライトは、家具や照明デザイナーだった妻、ノエミ・レーモンドによるもの。夫婦での活動は、個人宅の設計でも行われていたそうですからうらやましいですよね。そんなクラブハウスはスコアカードの表紙にも描かれ、門司ゴルフ倶楽部もうひとつの顔となっています。

画像6: 【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部
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