【クラブハウス探訪】アントニン・レーモンド作、門司ゴルフ倶楽部
有名設計家のコースは、その多くが攻略性の高さと美しさから多くのゴルファーが訪れますが、忘れちゃいけないのはクラブハウス。ラウンドに来て、コースと同じくらいの時間を過ごすクラブハウスだけに、クラブハウスに力を入れるゴルフ場も多く、有名建築家が手がけたクラブハウスも、実は少なくありません。
今回ご紹介するのは、門司ゴルフ倶楽部のクラブハウス。2014年に登録有形文化財に指定された赤い屋根の建物は、チェコ出身の建築家「アントニン・レーモンド」によるもの。
「近代建築三大巨匠」の一人、フランク・ロイド・ライトとともに来日し、帝国ホテル(現在は明治村に移転)を造った氏は、その後日本に長く滞在し、東...