賞金シードは最年少だけど、その落ち着きは大物の予感
柏原明日架と同じく、昨年の賞金シードをとったプロの中で最年少の20歳。20歳というとまだまだキャピキャピした雰囲気かと思いきや、堀琴音の冷静な試合運びとその落ち着きは先輩たちに引けを取らない。ルーキーながら大物の風格すらある。
それもそのはず、2010年に「四国ジュニア」で優勝、11年には「関西ジュニア」と「国民体育大会」でもタイトルを手にし、12年にナショナルチーム入り。13年には「日本ジュニアゴルフ選手権競技 女子15歳~17歳の部」で優勝。
14年「サイバーエージェントレディス」では森田遥とともに国内女子ツアー史上初めて、アマチュア2人が最終日最終組でプレー。さらに同年にアマチュア史上2人目となるステップアップツアー制覇を成し遂げ、7月のプロテストに一発合格。15年は賞金ランク33位でシードを獲得。そして今年は賞金ランク11位。“順風満帆”といえるゴルフ人生だ。
来年こそはプロ初優勝‼
1996年、徳島生まれの20歳。「1日でも早く優勝したい」と公言するように、負けん気の強さは姉の奈津佳以上かもしれない。今シーズンは6度もベスト5フィニッシュするなど、いつ優勝してもおかしくない活躍だった。
今年の「日本女子オープン」では惜しくも2位だったが、来年こそはプロ初優勝を期待したい‼
アドミラルのウェアがよく似合う
実力もさることながら、おしゃれな着こなしも彼女の魅力のひとつ。契約するアドミラルのウェアがよく似合う‼
取材して分かったことだが、堀は一見控えめそうに見えて実は芯の強い選手。練習ラウンドではヤーデージブックを片手にたんたんとプレーを続け、本番に向けてのチェックはキャディには任せず自分でやりたいタイプだという。
堀琴音フォトコレクション
お待たせしました! それでは、「堀琴音フォトコレクション」‼
まだまだ成長を続ける20歳の堀琴音。今後どんなゴルファーへと成長するのか楽しみだ。