今週の月→金コラムは、世界でも数少ない、フィジカル(体)、メンタル(心)の両面からゴルフを教えることができるティーチングプロ、ドクター・デビッド・ライトの実戦メンタル・トレーニングをご紹介しています。今回はパッティングのメンタルトレーニング法をご紹介します。

画像: Dr.ライトのメンタル講座Vol.4
パットは息を吐きながら打つ

自信をつけるためのパットの練習方法

パッティングの練習方法も紹介しておきましょう。これは、私の生徒に実践させているパッティングのドリルです。コースの練習グリーンで、スタート前に行うのも効果的です。

ボールを3個用意します。カップから2フィート(約60センチ)の距離から始めて、3個のうち2個入ったら、1フィートカップから離れます。これを繰り返すのです。もし3個のうち2個入らなかったら、1フィート元にもどります。

ターゲットはカップではなく、もっと小さなもの、例えば茶色になった1本の芝などを選びましょう。カップはターゲットとしては大きすぎるのです。要は自信を持ってコースに出ていける状態を作ることです。

画像: 自信がついた距離で、練習を終えるのがコツ

自信がついた距離で、練習を終えるのがコツ

自信がないままにプレーを何度も続けていたり、このパットが決まったら優勝という場合の緊張が高じると、イップスという病にかかってしまいます。イップス病を克服する呼吸法も、あわせて紹介しておきましょう。

リラックスして、パッティングを行う方法

イップス特有の緊張が始まったら、まずゆっくりと動くことです。そして、ゆっくりと深く深呼吸をします。30秒に3~5回の呼吸、これが最も緊張を抑える、科学的に証明された呼吸の回数です。

呼吸のうち、吸うことよりも吐くことの方が、リラックスにつながります。ですから私は、パッティングは息を吐きながらストロークすることをすすめています。これはフルスウィングも同じことです。あるいは、大きく、ゆっくり吸って、吸ったときと同じようにゆっくりと息を吐き、吐き終わったところをタイミングにして、パットします。

画像: 正しく呼吸することが、パット成功率アップにつながる

正しく呼吸することが、パット成功率アップにつながる

考えるべきことは、前にも言いましたが先のこと(結果)ではなく、たった今、何をすべきかといういことだけです。パターの場合、ストロークのことを考えずに、正しく呼吸することだけを考えてください。ターゲットをしっかりとビジュアル化しておくことは、フルスウィングと同じです。

右目をつむって、左目で目標のスポット(枯れ芝など)だけを見ながらストロークする、クロスハンド、あるいはスタンスをクロスしてストロークするといった、イップス防止ドリルもあるので、併用してもいいでしょう。

1946年、バージニア州生まれ。
カリフォルニア・ロングビーチ大学卒業後、USCサンディエゴで博士号を取得。PGAティーチングプロの資格をとり、PGA、LPGAのツアーを教えるかたわら、ペリカンヒルGCで一般アマチュアに対するティーチングも行っている。フィジカル(体)とメンタル(心)の両面を教えられる数少ないプロである。

(1995年11月チョイスVol.89)

「Vol.1」、「Vol.2」、「Vol.3」の記事はこちら↓↓↓

Dr.ライトのメンタル講座Vol.1 緊張を和らげる「魔法のルーティン」

Dr.ライトのメンタル講座Vol.2ナイスショットを頭に描こう

Dr.ライトのメンタル講座Vol.3練習場でもできる”メントレ”とは?


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