今週の月→金コラムは、世界でも数少ない、フィジカル(体)、メンタル(心)の両面からゴルフを教えることができるティーチングプロ、ドクター・デビッド・ライトの実戦メンタル・トレーニングをご紹介しています。最後となる今回はいいイメージを作るための考え方をご紹介します。

画像: Dr.ライトのメンタル講座Vol.5
ミスのあとこそ
技術的なことは考えない

いいイメージを残すための考え方

最後は、パストスウィング・ルーティンです。スウィングを終えた後、何を考え、次のショットに結び付けるか、ということです。もし、いいショットをしたら、自分でうなずき、そのショットを楽しみましょう。

仕事の上で、あなたがいい仕事をしてあなたのボスがそれをほめたら、あるいは、あなたのボスが「彼は仕事のできる男だ」と言っていることを他人から聞いたら、あなたは、そのボスが好きになり、楽しく仕事ができ、自信がつき、結果、益々あなたは仕事のできる男になるでしょう。成功が成功を呼ぶということです。

その逆はどうでしょう?

プロでもミスショットは起こる

もしミスショットしたら、ほとんどのプレーヤーは、どこが悪かったのかとメカニカルに分析しようとします。メカニカルな分析は、体をさらに固くし、新たなるミスショットを呼びます。悪いイメージばかりが残っていくのです。

プロでもミスショットをした後は、一時的に落ち込むものです。しかし、プロは悪いイメージを捨てていいイメージを残そうとします。

前述した1クラブ1球のドリルを思い出してください。ミスショットが出たら、もう1度素振りをし、いいフィーリングを呼び戻しましょう。決してメカニカルに、ミスの原因を追求しないことです。

どうしても悪いフィーリングばかりで、いいフィーリングが帰ってこない時は、スウィングテンポをゆっくりにしてみましょう。前述した、テークバックとダウンスウィングを同じにすることもいい方法です。

悪いショットが続くと、誰もフラストレーションがたまるものです。フラストレーションがたまると、ほとんどの人は、体の動きやスウィングが、速くなってしまいます。

ジャック・ニクラス曰く、「調子の悪い時は、スウィングのテンポをスローにすると、フィーリング、バランスが戻ってくる」

画像1: いいイメージを残すための考え方

サム・スニード曰く、「コースに出たら、スウィングをチェンジするな。テンポ、フィーリングをとりもどすことだけ考えよう」

画像2: いいイメージを残すための考え方

1ラウンドが終わったら、どこが悪かったかばかりを考えずに、何が良かったを思い出し、記憶するようにすると良いでしょう。

1946年、バージニア州生まれ。
カリフォルニア・ロングビーチ大学卒業後、USCサンディエゴで博士号を取得。PGAティーチングプロの資格をとり、PGA、LPGAのツアーを教えるかたわら、ペリカンヒルGCで一般アマチュアに対するティーチングも行っている。フィジカル(体)とメンタル(心)の両面を教えられる数少ないプロである。

(1995年11月チョイスVol.89)

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