力は男性アマチュアに劣るにも関わらず、高弾道のドローボールで250ヤード以上飛ばす女子プロゴルファーがいるのは何故なのか? 月刊ゴルフダイジェスト2016年8月号の特集では、「どうして女子プロは飛ぶのか?」という謎に迫っている。国内女子ツアー屈指の飛ばし屋である渡邉彩香プロに飛ばしのコツをレッスンしてもらった!
「安定した下半身が大事なんです」by渡邉彩香
少しオーバースウィングの傾向がある渡邉プロが、クラブをプレーンに乗せて下ろすため特に腹筋を意識してスウィングしているんだとか。
これまでは体重移動を重視してスウィングをしていたという渡邉プロ。確かにスムーズな体重の移動は重要であるものの、それを考えすぎると十分に身体が回転せず、捻転が足りなくて腕だけの力でインパクトしてしまうことに繋がったという。
そこで渡邉プロは身体の回転、特に肩の回転を重視しているんだそう。
肩の回転をスムーズにするために、下半身の強化、さらには背筋、体幹を鍛えているのだそう。“ハイクリー”といって、床の上にあるバーベルを引き上げるトレーニングを行っているとのこと。実際にどんな風にトレーニングをしているのか、クラブをバーベルに見立ててやってもらった。
さらにバーベルを首の後ろに回して、身体を上下することで足腰の強化にも繋がる。
そして、下半身をどっしりと安定させた上で腕にパワーを伝えられると、腕がムチのようにしなやかにしなって飛距離も“グンッ”とアップするのだ。
好評発売中の月刊ゴルフダイジェスト2016年8月号では、さらに詳しく飛ばしのコツを掲載しているので、ぜひ本誌を手にとって続きを見て欲しい。
写真/有原裕晶