寅さんが愛した冷やしたぬき

茹だるような暑さ…汗もだくだく…。そんなに日に食べたくなるのが、ツルッとイケちゃう冷たい麺類。冷やし中華、そうめん、ざるそば、ざるうどん、冷麺…麺にも色々ありますが、今回は由緒正しき冷やしそばを紹介します。

大船の歴史ある料理店の一つ。浅野屋。大正11年創業なので、今年で94年。この店の裏手にあった大船松竹撮影所は昭和11年開所だったので、それよりも古いということになります。かつて、大船松竹撮影所が盛況だったころ、フーテンの寅さんこと渥美清もこの店を訪れていたとか。

浅野屋と一緒に「寅さん御用達3店」と言われているのが洋食ミカサ、デブソバ。ミカサはカツライス、デブソバは寅さんセット。半チャン、半ソバ、半シューマイのセットになっています。

画像: デブソバの寅さんセット

デブソバの寅さんセット

浅野屋の店内は昭和の良き時代の様相で、地元住民、映画関係者がこの場所に集っていたと思うとなかなか感慨深いものがあります。この浅野屋の40を超えるメニューからぜひ選びたいのが“冷やしたぬき”です。

画像: かの寅さんこと渥美清も立ち寄った tabelog.com

かの寅さんこと渥美清も立ち寄った

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冷やしたぬきと言えば、天かすがのっているのが特徴ですが、浅野屋の天かすは“ひと味”違う、というのも海老の味がするのです。まずはこの大海老天をご覧ください。

画像: この海老天の衣が冷やしたぬきの天かすになる tabelog.com

この海老天の衣が冷やしたぬきの天かすになる

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この大海老の天ぷらの天かすがたぬきそばの天かすになります。口に入れると海老の香りがほんのり。たぬきそばだけどとても贅沢な気持ちに。油っこくなく冷たい麺をツルツルっとすすれば、体もヒンヤリ出来ますよ。

画像: 寅さんが愛した冷やしたぬき

鎌倉パブリックの帰りにおすすめです。ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。

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