う~!痛たたたた・・・体が硬い人の″バスタオル″ストレッチ
スタート前のティグラウンド、バキバキとストレッチを始める人を発見!ずいぶんと体が硬そう。しかもそんなに慌ててストレッチしなくてもいいのになぁ・・・。
「ラウンド前のストレッチは、とても大切ですよ。でも体が硬い人は、特に時間をかけて入念にストレッチしないとケガのもとになります。やはり、前日には余裕を持ってストレッチをしましょう。そうすれば、心の余裕も生まれます」と、話すのはパーソナルトレーナーの植田理恵子先生。
「カラダが硬い人と柔らかい人で、ストレッチの種目自体に差はありません。しかし、カラダの硬い人が柔らかい人と同じことをしようとすると力みが出てしまいます。正しい姿勢や伸ばすべきところを伸ばすためには、リラックスしている状態が必要です。まずは、カラダが硬いかどうかを確認してみましょう。」
これが出来ない人はカラダが硬い
1・前屈して爪先がつかめる
脚をのばして座り、前屈をして両方の爪先をつかむことができるかどうか確認しましょう。反動はつけません。
2・背中で交差した手がくっつく
お尻をつけて座って、背中で左右の手を交差させる。どちらか片方だけでなく、両方つくかどうかが大切です。
どうでしたか?これが出来ない人は、体が硬い証拠です。
体が硬い人は、正しいスウィングが出来なかったり、トップからフィニッシュまでの捻りを作り出せません。しかも、普通のストレッチでは効きませんよ。そこで使うのが、″バスタオル″です。ラウンド前日に、家で10分で出来るストレッチをお教えします!
下半身メニュー
大きな筋肉をメインにベーシックな動きを行い、乳酸をとる
1:腿裏
仰向けになりバスタオルを足首にひっかけ体の方へ引き上げます。腿の裏を伸ばします。
2:内腿
仰向けになり、バスタオルを足首にひっかけ、真横に引き上げる。腿の内側を伸ばします。
3:腰
仰向けになり、足首にバスタオルを引っかけたら、足を反対側に倒し、上に引き上げる。
4:腿前
うつ伏せになり、足首にバスタオルをひっかけたら足首をお尻の方へ引き上げる。
5:股関節
うつ伏せになり、バスタオルを足首にひっかけ、ひざを支点に左右に倒します。
バスタオルを使えば、動かす関節や安定させる筋肉をしっかしストレッチできるようになります。呼吸をしながら20秒ずつ、行ってくださいね!
なるほど、バスタオルを使ってストレッチとは驚きです!今回はここまで。後編で、上半身メニューをご紹介します。