プロ5年目でツアー初優勝!
7月24日、福島オープン最終日。首位でスタートした時松プロは、バックナインで4つのバーディを獲り、2位に3打差をつける25アンダーのトーナメントレコードで、プロ入り5年目で念願の初優勝を挙げた。
プロ入り5年目の念願の初優勝と言えば、先日のニッポンハムレディスで初優勝した葭葉ルミプロ。同じナイキの契約だ。プロ入り5年目のプロが今アツい!
“時松隆光プロ”。ときまつ…たかみつ…?いえいえ、「ときまつりゅうこう」と読みます。あまり見かけない名前に「誰なんだろう…」と思った人も多いはず。ここで少し時松プロの紹介をしよう。1993年9月7日生まれ、福岡出身の22歳。トップアマの父にすすめられ、5歳からゴルフを始めたという。身長は168センチと小柄なほう。
沖学園高卒業と同時に川村や浅地らとデビューしたのが2012年。昨季のファイナルQTは75位だ。今年は出番もほとんどなく、「まずはQTでもっと上に行き、早くシードをと思っていたのが、ちょっと違う形になった」と、転がり込んだ初勝利。手にしたチャンスを最大限に生かして、目標以上の結果が出せた。
“チャレンジ優勝枠”からツアー初優勝にこぎつけた史上初の快挙だった。
そんな時松プロの使用クラブがコチラ
1W●ナイキ ヴェイパーフレックス440(11.5度)
3W・5W●ナイキ ヴェイパーフライ(15度・19度)
3UT・4UT●ナイキ ヴェイパーフライ(20度・23度)
5I~PW●ナイキ ヴェイパープロコンポ
ウェッジ●ナイキ VRフォージド(52度・58度)
パター●ナイキ メソッド001
ボールはナイキレジンツアープラチナム。先日優勝の葭葉プロもマキロイもボールはレジンツアープラチナムだそうです。
「自分でも優勝できたことに驚いています。レギュラーツアーに出場できるだけで嬉しいと思っていたのに優勝とは。シード権獲得が今シーズンの目標だったので一気に達成できて本当にうれしい」とのこと。
また、「コントロールしやすいヴェイパーフレックス440とレジンツアープラチナムのソフトな打感のおかげでイメージが出しやすくしっかりフェアウェイキープできたこと。さらにパターでもボールの転がりがよくてビッグスコアが出せました」と満足げ。
女子での5年目は渡邊彩香プロや金田久美子プロなど。男子はひと足先にプロ入りしている川村昌弘プロと浅地洋祐プロとともに、「プロ入り5年目」のメンツでこれからの日本ツアーを盛り上げていってほしいですね!