それはあなたにとって大きな一歩
ゴルファーの歩測の基本といえば「一歩1ヤード」。実際に歩いてみると、思った以上に大股で脚に″くる″。これはかなり下半身に効果があるんじゃないか?ということで、走りのスペシャリスト、金哲彦コーチに「一歩1ヤード」のエクササイズを教えてもらいました!
教えてくれた人
「今回ご紹介するのは、ウォーキングの応用となるトレーニングです、まずは正しく立つことを覚えましょう。肩甲骨を軽く引き寄せて胸を開くのがポイントです。かっこよくいい姿勢で立てたら、下で紹介するメニューをやってみてくださいね」
まずは「ウォーキング」から始めよう
肩甲骨を動かす意識を持ちましょう。人間の体が動く力は、上半身から下半身に伝わるので、肩甲骨から動かすように大きく腕を振れば、自然と脚も動きます。マーチのリズムで歩くとエクササイズ効果が高いです。
″一歩1ヤード″エクササイズは、ウォーキングのあとが効果的です!
スクワットトレーニング
太ももとお尻に効果的な、ウォーキングを応用したトレーニングです。足を1ヤード大きく踏み出すことでスクワット効果があります。
肩には力を入れず、少し胸を開くように姿勢良く立ちます。両足に同じだけ体重がかかるようにし、おなかに意識を集中させましょう。目線は遠く真っすぐを向けてください。
片脚を1ヤードぶん、大きく前に踏み出しましょう。ゆっくりと弾みをつけないで。両腕を開くとバランスがとりやすいです。重心はへその下あたりに、腹筋に力を入れてグラグラしないようにしましょう。
踏み出した足が着地するときに、しっかりと太ももの前とお尻の筋肉に負荷がかかるのを意識します。ひざの角度は90度に。
2番目の写真の姿勢に戻り、反対の脚も同じように1ヤード前へ踏み出します。背骨に沿った真っすぐな軸をイメージして動きましょう。
伸ばしておけばゴルフも上達
股関節ストレッチ
スウィングの動きにも重要な「股関節」のストレッチ。スクワットトレーニングの一歩踏み出した状態から開始します。上半身を開き、もとに戻すと股関節がグーッと広がります。ラウンド前にもやると効果的ですよ。
体を支える大切な「下半身」。簡単な動きですが、ジワジワ脚に負荷がかかります。もっと鍛えたい人はジョギング、そしてランニングまでステップアップできれば完ペキです。ラウンド前日に行うといいですね。
ジワジワ熱くなってきました。なんだか効いている気がします。目標は5歩3セットだということで、ウォーキングの後にしっかりやってみてくださいね!