今週開幕する「TOTOジャパンクラシック」。この大会は宮里藍が5年ぶりに出場することでも話題だ。日本でのプレーは昨年の10月の「日本オープン」以来となる。今でも若手に絶大な影響を与えている宮里。彼女のこれまでの功績を振り返ってみよう。

若手の女子プロの憧れの存在

画像: 藍ちゃんに憧れる女子プロは多い

藍ちゃんに憧れる女子プロは多い

憧れのゴルファーは?という質問でよく名前が挙がるのが宮里藍プロだ。学生の頃からその頭角を現している。

画像: 03年日本ジュニア優勝

03年日本ジュニア優勝

宮里藍プロ学生時の戦績

1999年●全国中学選手権優勝
2000年●全国中学選手権優勝

2001年●東北高校入学・全国高校選手権優勝
2002年●全国高校選手権優勝・アジア大会個人の部金メダル
2003年●日本女子アマ・日本ジュニア・ミヤギテレビ杯優勝

画像: アマチュアでツアー優勝。カップも大きく感じる。

アマチュアでツアー優勝。カップも大きく感じる。

学生の頃の成績だけでもその強さがうかがえる。2003年プロ転向。2004年から正会員となり、本格的にレギュラーツアーに参戦する。

初戦の「ダイキンオーキッドレディス」を含め5勝を挙げ「藍ちゃん」旋風を巻き起こした。2005年も年間6勝をマーク。2006年から戦いの場を米国に移し、2年間のシード権を獲得した。参戦4年目の09年「エビアンマスターズ」で待望の米ツアー初勝利を挙げ、歓喜の涙を流した。さらに翌10年には年間5勝を挙げる活躍を演じ、世界ランキングトップも経験した。

画像: 宮里藍プロ学生時の戦績

2011年では再び「エビアンマスターズ」を制する。2012年でも年間2勝したが13年以降は優勝から遠ざかっている。14年には賞金ランク86位に沈み、シード権を逃した。15年もトップ10入りなしと苦しい戦いが続いた。16年にはシーズン序盤の「キア・クラシック」で3位。3年ぶりのトップ3入りを果たし、復活優勝が期待されている。

宮里藍プロフォトコレクション

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