ケンジロウです。羽田空港よりお届けしております。

本日、オリンピック代表の片山晋呉プロがリオへ向け出発しました。午前11時30分の羽田発フランクフルト行き。ドイツを経由してブラジルに入るんですね~。トランジットは5時間ぐらいだそうです。実は僕も今週末から、同じ行き方でブラジルに入るんですよ~(@^^)/~~~

画像: 長旅を前に笑顔をみせる片山プロ

長旅を前に笑顔をみせる片山プロ

日本代表の日の丸が入ったスーツは、やっぱりカッコイイですね。なんかいつもより、顔が引き締まっている感じもします。

それでは、飛行機に乗る前の片山晋呉プロの出国記者会見の内容をご紹介していきますね~(@^^)/~~~

出国にあたって、心境はいかがですか?

とにかく飛行機が大変だなあという思いですね。実は家を出た瞬間に、ストップウォッチのタイマーを押しているんです。リオまでどれくらいかかるなと思ってね(笑)。

代表が内定してから今日まではどのように過ごされましたか?

特別に何かをするということはなかったですね。普段通りに過ごしていました。

日本代表として日の丸を背負って戦うことについては、どうお思いですか?

(出国会見に)これだけメディアの方がいっぱいいるという状況を見て、改めてすごいことなんだと感じています。マスターズでもこれだけの人は集まらないですからね。マスターズで4位になって帰ってきたときでも、空港では何もなかったですからね。

画像: 大勢の報道陣に囲まれる片山プロの出国会見

大勢の報道陣に囲まれる片山プロの出国会見

開催コースについてはどんな印象ですか?

写真で見ただけで、まだ全然知らないんですよ。北海道(マッチプレー)から帰ってきてからはまだゴルフはしてないんですけど、僕のゴルフがいい感じにハマってくれたらいいかなと思っています。向こうに行ってからも時間はあるんで、調整は向こうに行ってからやります。

不安と期待はどちらが大きいですか?

もちろん不安もありましたが、今は開き直ってますね。まあ飛行機にこれだけ長く乗るのは初めてだし、今のマネージャーとは16年間で初めて離れて行動することになるんで、その不安はありますけど。治安については、昨日からブラジルに入っている人の話では意外と快適みたいなんで、大丈夫かと思っています。

今回出発するのにあたって用意したものは何かありますか?

キットカットですね。「きっと勝つ」ってことで(笑)。みんなにも配りたいです。それと飛行機で過ごす時間が長いので、飛行機用の本を5冊カバンに入れています。哲学の本だったり、簡単に読める本だったりいろいろです。

画像: 日の丸と五輪のエンブレムが目立ちますね♪

日の丸と五輪のエンブレムが目立ちますね♪

オリンピックに向けて何か特別にオリンピック仕様にしたものはあるんですか?

特にないですね。ウェアは代表のものですし、クラブやボールもそのままです。

ヘッドコーチの丸山茂樹さんとは、何か言葉は交わされましたか?

(丸山)先輩とは代表が決まってから2、3回は話ができています。「自分ができることは何でもやるから」と丸山先輩には言ってもらっていますね。

何かお願いをしたんですか?

いやいや言えるわけないですよ(笑)。20年経っても先輩後輩は変わらないので。

様々な方から激励の言葉をもらったとは思いますが、特に心に残っていることは?

1番は友人からの言葉で、「これ以上の日本代表はないよ」と。ゴルフ選手としてだけではなくスポーツ選手として誇りあることですから。その言葉で出場を決めたようなものです。

ツイッターを拝見すると壮行会を開かれたそうですね

りっちゃん(笠りつ子プロ)が開いてくれてね。みんなこのジャケットを着たがりましたよ。実はそのあと家に、ドーピング検査が来たんですよ。

ドーピング検査?

はい。朝の5時ですよ(笑)。しかも自宅にピンポーンって。今までコースとかでドーピングを受けたことはあっても、家で受けたのは初めてですね。

すっごい酔っ払っていたんで、酒宴が長引いていて呼ばれたのかと思いました。リオに向けて生活リズムを逆さまにしようということで、けっこう夜中でも起きるようにしていましたが、さすがに5時は・・・。たぶんアルコールがいっぱい出てると思いますよ(笑)。

その時のことを片山プロはtwitterでつぶやいていましたね↓↓↓

画像: 片山 晋呉 on Twitter twitter.com

片山 晋呉 on Twitter

twitter.com

オリンピックで何か思い出というのはありますか?

父親が元棒高跳びの選手ということもあって、ブブカの棒高跳びはすごく印象にありますね。リオでは他の競技も見たいと思っていたのですが、特に陸上を見たいと思っています。

開会式にも出られますが、日本代表として何か感じることはありますか?

赤白のジャケットを着られることはすごい光栄ですね。マスターズのグリーンジャケットとはまた違う重みがありますから。開会式に出るのが335人。日本の人口1億2000万人から考えれば、37万人に1人という計算になるみたいで、そう考えると国の代表ってすごいなと。

出発前に母とガッチリ握手をする片山プロ

お母さまが見送りに来ていましたが、何かお話は?

まあ「気をつけて」と。それだけです。

キャディにラジーフさんを選ばれたのはどうしてですか?

単純に「行く?」って聞いたら、「うん」って言うので。国際大会はタイでも経験していますから。彼(ラジーフさん)は英語ができるので不安はないですけど、でもコースに出たらそんなに言葉は関係がないですからね。ブラジルはポルトガル語だしね。ただ街に出るときは彼は身体が大きいので心強いですけど(笑)。

画像: 帯同キャディを務めるラジーフさんと片山晋呉プロ

帯同キャディを務めるラジーフさんと片山晋呉プロ

改めてオリンピックの意気込みをお願いします

楽しむことももちろんですが、精いっぱい自分のゴルフをして来たいと思います。そして何色でもいいから首からメダルをかけて帰ってきたいと思います。

メダルへの意気込みを語って、飛び立っていった片山プロ。ゴルフの調子も良さそうだし、これはメダルも期待できそうですね。取材する僕も、ちょっとワクワクしてきました~(@^^)/~~~

ちなみにリオ五輪のゴルフ競技は男子が現地時間11~14日まで4日間のストロークプレーで行われます。女子は17~20日になります。

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