ケンジロウです。ブラジルのリオからお届けしております。
そうです、オリンピックですよ、オリンピック。
日本の皆さんも眠い目を擦りながら
水泳や体操やテニスなどを観ているんじゃないですかね?
僕はこちらの現地時間の月曜日の朝5時に飛行機でリオにつきまして、そこから宿舎に移動し、その後プレスセンターでメディア登録し、何だかんだで、ゴルフの会場であるオリンピックゴルフコースに着いたのはお昼を過ぎたころでした(プレスセンターの様子や、宿舎のメディアビレッジの様子はまた別の回で紹介しますね)。
ちょうど同じようにお昼過ぎにコースに現れたのが、丸山茂樹ヘッドコーチ。丸山コーチも月曜日の朝にリオに着いたそうです。片山プロと同じ真っ赤なウェアをまとって練習ラウンドの後半のインホールについていきました。
共に日大のゴルフ部で、片山が日大の1年生のときに丸山コーチは4年生でした。「今でも先輩には頭が上がらない。この上下関係は一生続きますから(笑)」(片山)というように、片山は丸山コーチのことをずっと「先輩!」と呼んでいました。確かに片山はいつもより口数が少なかったですよね(*^^)v
PGA会長の倉本昌弘プロも来ていたので、片山にとっては日大の先輩に囲まれていた感じですね(‘Д’)。
さてその練習ラウンドの様子ですが…、映像では見たことがあったという丸山コーチも、コースを見るのは今日が初めて。コースについての印象を聞いたところ……。
「狙っていけるところと、守らなければいけないところがハッキリしているコースですね。そうだなぁ、ブリティッシュオープンと全米オープンをミックスさせたような感じですかね。僕が過去にやったキアワ(アイランド)に似ているね。基本的には全英のように風の影響をもろに受けるような中で、コースには池がうまく配置されていて、グリーン周りのレイアウトも難しい。今日は晋呉に、攻めてアグレッシブにいくところと、そうでないところの見極めをはっきりするようにアドバイスをしました」(丸山)
練習ラウンドの途中、足を止めては片山にいろいろとアドバイスをして、コースの攻め方、狙い方を確認していました。1オンが狙える16番の短いパー4(303Y)では、グリーンの左手前を狙った片山に対し、「グリーン右のバンカーからカットに打ってグリーンを狙うのがいいよ。カットならグリーンも止まるし、こぼれて左の奥なら、まだチップインイーグルのチャンスもある」とアドバイスを送るシーンも。
「晋呉が気づいてない部分を引き出してあげるのが僕の役割。やっぱり晋呉クラスのレベルでも、コースにいくと気付かないこともあるのでね」(丸山)
フェアウェイとグリーン周りは日本人にはなじみの高麗芝。「全英のようにアプローチでヘッドがはじかれることもないので、日本の選手にはこの芝はやりやすいんじゃないかな」と丸山コーチ。
こちらは18番パー5で2オンを狙う片山プロのスウィング動画。後ろに映っているのが丸山コーチです。
風が強いのも伝わってくるかと思います。
今日はこの辺で…。詳しいコース解説は、またお知らせしますね(*^^)v