ボールは浮いてる?沈んでる?
Vol.1では、今野康晴プロにライの見極め方を教えてもらいました。
ラフに入ったときに、ボールが浮いてたり沈んでいたりと2パターンあると思いますが、今野プロはどのように対応していますか?
「難易度は、距離ではなくライによると思います。ラフに入ったら、2つの打ち方で対応します。浮いてるときは、飛ばさないラフ打法。沈んでいるときは、飛ばすラフ打法です」
浮いてるときは飛ばさないラフ打法
ボールが浮いているいいライでは、極力ボールを飛ばさないようコントロールする。
フェースを開いたまま飛球線にカットに打つ。フェースの向きは変えないようにスウィングする。
沈んでいるときは飛ばすラフ打法
ボールが沈んでいるときは、ロフトが少ないクラブだと芝の抵抗に負ける。打ち方で球を飛ばす。
沈んだラフから距離を出すときは、思い切りフェースの開閉を使う。インパクト以降フェースを閉じる。
毎年毎年、夏のラフに苦しめられていたけど、今野康晴プロのとっておきのラフ打法で成功できそうだ!
2012年月刊ゴルフダイジェスト9月号出典