ティで飛距離が変わるなんてことたまに聞くけど、実際どうなの? いろんなティペグを用意してETGS千葉校インストラクターの内海大祐プロと一緒に実験してみましたよ!
ゴルフとは切っても切れないティペグ。昔は芝をアイアンでどついて盛り土を作って打っていた時代もある訳で……。ティペグはJGAのルール上では、
「ティ」とは球を地面から高く置くためにデザインされ、考案された物である。ティの長さは4インチ(101.6ミリメートル)以下でなければならない。ティはプレーの線を示したり、球の動きに影響を与えかねないようなデザインや作りであってはならない。
とあります。ほうほう…では、“飛ぶ”と宣伝しているティペグって、本当に飛ぶの? 実はティを変えただけでスピン量が1000回転も変わるという実験結果が出たんです…!
ティペグで飛距離が変わるの?
スピン量が変わることで飛距離に差が出る!
ヘッド速度が速い場合、スピン量が減るとボールの直進力が増えます。今回はヘッド速度46m/sで打ちましたので、低スピンになるティペグが飛ぶ結果となりました。
アッパー軌道で当たると、ボールのスピン量が減る
「ボール位置の関係でアッパー軌道でのインパクトになると、低スピンになります。46m/sの僕にとっては飛ぶボールが打てます!」(内海プロ)
ボールとの接触時間が増えることで、スピン量が増えた
「実験の際の僕のヘッドスピードでは、このようなティペグだとスピン量が増えることでボールが上にあがり、飛距離が伸びませんでした」(内海プロ)
結果、ヘッド速度に合ったティペグなら飛距離が伸びる!
ヘッド速度が45m/s以上の人は低スピンになるティペグを、ヘッド速度が速くない女性やシニアの人は高さで飛ばす必要があるので、スピン量が多くなるティペグを選ぶと飛距離を伸ばすことが出来るようです!
次に、実際に打ち比べた実験結果によって、ヘッド速度が45m/s以上の人向けのティペグをご紹介します!
女性やシニア、ヘッドスピードに自信のない方はこちら!