ケンジロウです。タイトリストの次期モデル「917」の動向を追い続けている、みんなのゴルフダイジェスト取材班。男子ツアーでは、917ドライバーの飛び性能が話題をさらっていますが、今週開催されている「フジサンケイクラシック」の練習日に、「917F」と刺繍されたヘッドカバーを発見!
この日は雨模様だったため、クラブハウス内で各プロに手渡されていました。しかし、どんな形状かはうかがい知れず…。

各契約プロの名前がテープで貼ってある。すでにお好みのシャフトが装着されている模様…
う~ん、しかしその中身が気になる! そんな中、練習ラウンドを終えたS・K・ホプロのキャディバッグを覗いてみると…
お~ッ、発見しました、917F!
ドライバー同様、「シュアフィットCG」システムが搭載されているようです。ただ、ドライバーがヘッド後方に近い部分にあるのに対し、フェアウェイウッドはフェース面寄りについています。ウェートを挿す側もトウ側からと違いがあるようです。重心位置の設定に細かな配慮がされていることが窺えますね。

よく見ると、917「F2」ってありますね。これって、もしかして他にもモデルがあるってこと? テストしているS・K・ホプロに聞いてみました。

ドライバーはヘッド後方にウェート調整機能がある
「F2があるならF1もあるんじゃない? それともドライバーがD2とD3だからF3かな? …スミマセン、まだボクもよくわからないんです」(S・K・ホ)
でも、練習ラウンドでの手ごたえは十分だったよう。

長年タイトリストのクラブで活躍する。日本ツアー8勝のうちメジャー3勝という大舞台に強いプロ
「915に比べて、やさしくなりましたね。フェース面がシャローなのもあるけど、ボールが上がりやすいですよ。だけど、弾道としてはちょうどいいですね。今日はコンディションがウェットだったから飛距離的にはまだわからないけど、感触いいですね」(S・K・ホ)
ちなみに、S・K・ホプロはネックの調整システム「シュアフィット」で「D1」のポジションにして、ロフトを0.75度立てているそうです。

標準は「A1」。「D1」はライ角はそのままにロフトが0.75度立つポジションだ
917シリーズの全貌が徐々に明らかになってきました。また新たな情報をつかみ次第、みんゴル編集部からお届けします! お楽しみに!