プロのアプローチって、ワンバウンドめでギュッとブレーキが効いて、ピンのそばにピタリと止まってカッコいい。ボクらが打つと、クリーンにとらえたように思ってもあんなふうにはいかないけど、この差ってなんなのだろう?
教えてくれたのは、小技の名手、河野晃一郎プロだ。
解説してくれるプロ
ロフトを立てながらフックを打つイメージ
フェースローテーションを使って打つということは、カットに打つのではないということですか?
「はい。インサイドアウト軌道で打つイメージです。カットに打ってもスピンはかかりますが、フェースに球が乗らないぶんヘッドスピードを上げないと強いスピンをかけられないし、スピンのかかり方が一定になりにくいので、距離感のコントロールが難しいんです」
なるほど。でもフェースは開いて構えるんですよね。
「はい。開いたフェースを閉じながらインサイドアウトに振るので、フェースの真ん中へんで球を拾い、ややヒール方向に抜けていくくらいの感覚です。インパクトからフォローにかけて、ロフトを立てるようにフェースを閉じるんです」
スライスを打つイメージかと思ったら、逆だったんですね!
真ん中からヒールにフェースを斜めに使う
インサイドアウト軌道で、ロフトを立てながらインパクトすることで、フェースセンターに当たった球が、ややヒール側に駆け上がっていく。球がフェースを滑るというよりは、押し込む感じに近い
ポイント1 真ん中から乗せて
インパクトはフェースのセンター。クリーンに芯でとらえることがスピンをかける絶対条件だ
ポイント2 ややヒール側に抜く
インパクト後はアウト気味に振り抜いていくため、ややヒール側に抜けていくイメージがある
ヒールを軸にフェースターン
フェースを開いた上体でヒールから接地させ、そこからロフトを立てるようにフェースターンしながら球をとらえていく。フックを打つような感覚だが、フェースにしっかり球が乗る
これが球を″包む″動き
フォローでロフトを立てながら抜いていく
インパクトでは、ロフトを立てながらフェースローテーションをすることで、球を包み込むように拾っていく。これによってフェースに球が乗り、スピンがかかる
河野プロのレッスンはいかがでしたか?さて、今回はここまで。次回はインサイドアウト軌道の作り方を解説します!
※2014年月刊ゴルフダイジェスト12月号出典