手打ちにならないように体をしっかり動かそう!
プロように、スピンの効いたアプローチを打ちたい!
手の動き、クラブ捌きのイメージは沸いてきましたが、体の動きはどうすればいいのでしょうか?河野晃一郎プロにお聞きしました。
解説してくれるプロ
「クラブ捌きも重要ですが、しっかりボールを押し込んでフェースに球を乗せるには、手打ちではダメ。僕は、アプローチでも下半身は止めずに、フットワークを使うべきだと思っています」
アプローチでも体重移動をするということですか?
「ショットのように、あまり体を動かすことはしませんが、狭いスタンス幅でステップを踏むような動きは必要です。そして、腕やクラブの動きを下半身と連動させてリズムよく動かすことも大事です」
動きは小さくてもフットワークは欠かせない
ポイント1
狭いスタンス幅の中でステップを踏む感覚
狭いスタンス幅から重心が外にはみ出さないように小さくフットワークを使う。その場で右、左とステップを踏みながら体を回転させるような感覚だ。軸がブレないように注意
ポイント2
アドレスとインパクトで右ひざを押し込む
インパクトでは右ひざを押し込むように使う。アドレスでも左右均等の体重配分で立ったところから、右ひざを少し目標方向に押し込んでおくことで、適度に左荷重の構えが作れる
下半身の動きに″手の動き″を合わせる
ダウンスウィングでは、左にしっかり体重が乗っている。左のカベを意識しよう
インパクトからフォローにかけては右ひざを押し込むように体を回す
左のカベができていればそのまま体を回してもスウェイせずに押し込める
アプローチでも下半身は止めずに、フットワークを使うべきなんですね!手打ちにならないように体をしっかり動かします!河野プロのレッスンを、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
※2014年月刊ゴルフダイジェスト12月号出典