こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ プロたちの「最初の一振り」。今回は森田遥プロをチェックしてみましょう。
クラブ2本でストレッチから始めてそのまま素振り!
この日、森田遥プロが最初に手に取ったのは、ウェッジ2本。まずは片手でそれを互い違いに持ってグルグル回すストレッチから始めていました。その後クラブを持ったまま前屈のストレッチ。
それが済んだら同じように持って、素振りを始めました。
これは一体どんな効果があるのか、プロゴルファーの資格を持つ「みんなのゴルフダイジェスト」編集部員中村修に聞いてみました。練習前にクラブを2本交互に持って振るのはどういった効果があるんですか?
「筋肉にクラブ1本分余計に負荷をかけることで、脳に“重いものを振るんだよ、その後に振るクラブは軽くて速く振れるよ”という指令を与えることになります。そうすると“振れる”ようにもなりますし、筋肉が準備をするのでケガもしません。もちろんストレッチの効果もあります」(中村)
なるほど。ただのストレッチかと思いきや、脳に指令を与える効果もあるんですね! その後、森田プロは左手だけの球打ち→右手だけの球打ち→また左手だけの球打ち→もう一度右手だけの球打ちを繰り返して、ウェッジからショートアイアンという流れで練習を続けていました。これはどういった効果がありますか?
「これはいくつもの効果がありますが、代表的には体とクラブを同調させる効果です。片手で持つと、手先だけでは打てません。腕を使う量と体を使う量を比例させて、はじめて打てるんです。アマチュアのみなさんが真似する場合、手首の角度を変えないように意識すると、インパクト前後のフェースの向きをキープできて方向性を向上させてくれますよ」(同)
そうだったんですね。これならアマチュアでもマネできそう。プロのようなスウィングには憧れますが、スウィング前の準備段階からお手本にしてみてはいかがでしょうか?
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