「バックスウィングの振り上げすぎ」がミスの元
「How’s it going mate(ハウズゴーインマイ/オーストラリア英語で“お元気ですか”)? 鳥井雄一郎です。アマチュアのみなさんにとって、グリーン周りでのダフリやザックリは、スコアを崩す大きな要因。今回は、それらを防ぐための方法をお教えしましょう」
「なぜザックリしてしまうのか。理由は様々ですが、バックスウィングの振り上げすぎがそのひとつであることは間違いありません」

アプローチでクラブを大きく上げすぎてしまうと、スウィング軌道が急角度になりやすく、またフォローが小さくなりやすい。どちらもザックリにつながる因子だ
バックスウィング「しにくい」スタンスで構えてみよう
「ザックリせずに寄せるコツは、バックスウィングを小さくコンパクトに上げること。ただ、『バックスウィングを小さくしてください』と言われてできれば苦労はありません。そこで試して欲しいのが、スタンスの向きだけ極端にオープンにする方法です」

このように、足先の向きだけ、極端にオープンにしてみよう
「やり方はカンタンで、アプローチの構えをしたら、そのままスタンスの向きだけオープン(反時計回し)にするだけ。角度にしておよそ45度くらいでしょうか。このとき、肩のラインはターゲットラインに対して平行な状態をキープしてください」
「こうすると、あらかじめカラダがねじられた状態となるので、バックスウィングが非常に上げにくくなります。つまり、ザックリを誘発する『バックスウィングの上げすぎ』が、カラダの構造的にやりにくくなるわけです」
「デイみたいに寄せるには、まずはザックリを防ぐところから。実戦的な方法なので、ぜひ試してください。それではGood Day, Mate(グダイマイ/オーストラリア英語で“またね”)!」
⑦「アプローチでミスしないアドレスのとり方!」鳥井雄一郎の『ジェイソン・デイになりたいですか?』
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