コツ1:朝の練習はSWじゃなくてUTから始める

寒い朝の練習はUTなどの長くてやさしいクラブから始める
「寒いせいで体が回らずに手打ちになると、その日1日が手打ちのスウィングになってしまいます。普段の練習はSWから始めるという人が多いかと思いますが、寒い時はUTなどの少し長めでやさしいクラブから始めるといいでしょう。UTの長さと重さのおかげで、手打ちにならずに体で打つ感覚でスタートできます」(丸山プロ)
コツ2:スタート前は左素振りをやろう

ティグランドではストレッチ感覚で左打ちの素振りしよう
「スタート直前には必ず左素振りをします。バランスよくゆっくり大きく振るようにしています。冬の朝イチは体も硬くなりやすいので、ストレッチ感覚でしっかりフィニッシュまで振るといいですね」
コツ3:セカンドはピンを狙わずにエッジまで打つ

ピンまで届くクラブよりエッジまでの距離感でクラブを選択する
「朝イチのグリーンを狙うショットで一番気をつけたいのは、グリーンが凍っていて奥に外してしまうこと。凍ったグリーンに奥からアプローチすることはもっとも避けなければなりません。エッジまで打つつもりであれば、ショートしても手前からなら寄せてパーも期待できます。グリーンの状態を見極める意味でも手前から攻めるのが鉄則です」
コツ4:グリーン周りはUTを積極的に使う

短く持ってパットをするように構える

ボールの近くに立って体を起こして高く構える
「芝が薄いとトップやザックリのミスが出やすくなりますね。そんなときでもUT簡単に打てますよ。打ち方や構え方はパットと同じです。クラブが長いので短く握って近くに立ちます。打ち込む必要もないのでハンドファーストにする必要はありません。やさしく寄せられますよ」
「冬の朝イチ」ならではの対策を知っておけば、いきなり大叩き! なんてことはなくなりそうだ。これからの季節に備え、頭に入れておこう。