ショートコースを舞台にした競技ゴルフの楽しさを普及する「ショートコース選手権」。2016年の秋から来春にかけては、関東4会場を予選とする「ショートコース選手権ダブルス」を開催中。11月19日(土)に第1回目の予選「埼玉会場」が開催された。

会場は埼玉県狭山にある「芦刈ゴルフ」。手入れの行き届いた9ホール(パー27)だ。競技は9ホールを2周し、各ホールごとに、チームのどちらかいいほうのスコアを採用するベストボール方式。ダブルス戦ではお互いのラインを読んだり、打つ順番を変えたりと戦術が実はかなり重要になってくる。技術だけでなくチームワークも勝敗を占うのが面白い点。

当日はあいにくの寒さと天候のため、キャンセルが続出。「それでも出る!」と気合の入った出場6チーム12名が決勝大会への通過枠2枠を目指して雨の中スタートした。

画像: 寒さと雨で距離感を合わせるのに苦労する出場選手

寒さと雨で距離感を合わせるのに苦労する出場選手

雨に烟(けぶ)るコースの中で輝きを放ったのが、月刊ゴルフダイジェストの連載「木村見聞録」でお馴染みのライター・木村和久さんだ。一番長くて143ヤードのショートコースなのに、木村さんのティショットを見ると手にしているのは、なんとユーティリティ! 

よ〜く見てみると、ロフトがなんと40度(!)という、キャスコのパワートルネードの「8番UT」を使用していた。

このクラブ選択がバッチリはまり、グリーンに乗せまくる木村さん。ティグランドの人工芝のマットは硬くて、SWだと少しでもダフるとバウンスが当たってトップ気味にオーバーしてしまう。ところが、このUTだとダフってもマットの上を滑るようにナイスショット。

画像: このスウィングからは想像できないほど(失礼!)の大活躍を見せた木村さん

このスウィングからは想像できないほど(失礼!)の大活躍を見せた木村さん

「これね、中古で買ったUTなんだけど、アプローチにも使えて重宝してるんですよ!」恐るべき発想の木村選手。短い距離もこれ一本で乗り切っていた。

画像: 中古で買ったというロフト40度の8番UT

中古で買ったというロフト40度の8番UT

木村和久さんと担当編集者Sの「チームキムラ」は抜群のチームワークと木村選手の思わぬ大活躍で前半を驚異の3アンダーで折り返す。そして後半もスコアをまとめる。そして歓喜の瞬間が!

成績表はコチラ

奇跡! 優勝は2アンダーで「チーム・キムラ」

3月の決勝へ1番乗りを決めた「チーム・キムラ」。ペアは早くも決勝大会開催コース「トライレイクGC」(茨城県)への練習ラウンドの日程を相談。「いくらなんでも早すぎるでしょ(笑)」と、他の参加者から温かいコメントをもらっていた。

画像: 奇跡! 優勝は2アンダーで「チーム・キムラ」

木村和久ペアの「ショートコース選手権ダブルス」埼玉予選の名プレー珍プレーの様子は12月21日発売の月刊ゴルフダイジェスト2月号で詳しく掲載します。※追記(11月24日14時00分) 

千葉予選・神奈川A予選は満員につき神奈川B予選はエントリー可

この「ショートコース選手権ダブルス」は、千葉予選、神奈川A予選ですでに満員でエントリー終了。2017年2月25日(土)に開催される、神奈川B地区予選「大磯ゴルフコース」のみ出場枠残りわずかですがエントリーできます! 「面白そうだな」と思った方、申し込みはお早めに~!

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