先日ウッドをテーラーメイドの「M2」に変更したことが話題となったPGAツアー2015-2016シーズン年間王者のローリー・マキロイ。今度は3番ウッドを同社の「M1」にしたようだ。その理由は……⁉︎

ドライバーに続いて、フェアウェイウッドもテーラーメイドのクラブを使用

画像: Jonathan Wall on Twitter twitter.com

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こちらがジョナサン・ウォール氏による実際のツイート。「ローリー・マキロイはドバイでM2の代わりにM1の3ウッドを使っている」とコメント。「ドバイ」とは2016年の欧州ツアー最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」のこと。

その試合で、ローリー・マキロイがテーラーメイドの「M1」スプーンを使用していることを写真付きで投稿している。松山英樹が勝利したWGC HSBC選手権で、ドライバーと3番ウッドを「M2」に変更したマキロイだったが、どうやら3番ウッドのほうはハマらなかったようだ。

ではこの「M1」と「M2」にはどのような違いがあるのか、両方の3番ウッドを試打したことのある「みんなのゴルフダイジェスト」編集部員でプロゴルファー中村修に話を聞いた。

「M1」は飛びよりもコントロール重視のクラブ

「『M2』は曲がりが少なく、インパクト時のフェース面の向きに曲がらず真っすぐ飛んでいくやさしいモデルです。『M1』は『M2』と比べた場合に弾道調整機能も充実していて、曲げずに飛ばすというよりは、打ちたい球筋を自由に打ち分けられるのが特徴。おそらくマキロイは、ドライバーは曲がりにくいクラブ、スプーンは操作しやすいクラブを選んだのではないでしょうか」(中村修、以下同)

画像: M2(写真右)に比べ、M1(左)はコントロール性が高い

M2(写真右)に比べ、M1(左)はコントロール性が高い

自分で弾道をコントロールしたいゴルファーにとっては、曲がりにくい「M2」より「M1」のほうが向いているわけだ。

「打感も『M1』は硬くて、『M2』は軟らかい。そして『M2』は低スピンだけど、『M1』はそこまでスピン量が少なくない。自分で飛ばせるマキロイにとっては、飛距離型の『M2』よりもコントロール型の『M1』のほうがフィットしたんでしょう」。

現在クラブに関しては“フリーエージェント”状態のマキロイ。同じ立場のタイガー・ウッズも「M」のウッドをテスト中ということで、今後ますます注目を集めそうだ。

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