ラウンド中にミスが続くとどうしてもイライラしてしまう。スコアにも、楽しい1日を過ごすためにもよくないそんなイライラも「食べ方」をちょっと工夫するだけで解消できるかもしれない。話題の本『カラダの悩みは食べ方で99%解決する』の中から、今回は「イライラを撃退する」食べ方を紹介しよう。

ストレスはビタミンCを消費し、イライラはカルシウム不足で起こる

仕事や人付き合い、もしくは子どもがなかなか泣きやまないなど、やらなければいけないことや我慢しなければならないことがたくさんあると、それがストレスの原因になる。でも、ストレスの原因は実はそれだけではないのだ。

花粉症の時期は、その季節自体がストレスになるし、騒音や部屋のにおいも気になるときがある。また、近年は電磁波の弊害も目に見えないストレスといわれており、現代社会は想像以上に心身に負荷がかかっているといえる。

さて、ストレスがかかると体内はどうだろうか。

まずビタミンCが消耗される。ビタミンCは免疫力を高めたり、鉄の吸収を高めるなど、とても大切なビタミンだ。国の摂取基準では、成人の1日あたりの推奨量は100ミリグラムだが、もっととるべきで、スポーツ選手にはこの10倍以上を意識させることもある。ビタミンCは、とり過ぎると下痢をするという副作用があるが、10倍以上とっても下痢をする選手は少なく、いかにカラダが欲しているかがわかるだろう。

ただし、一度にたくさんとるのではなく、こまめにとることがポイント。水溶性ビタミンなので、まとめてとっても体内で蓄えておくことができず、吸収率は大きく低下してしまうからだ。1日分を1食でとろうとせず、毎食確実にとることを意識しよう。

画像: レモンの酸っぱいのが苦手な人は、トマトでOK

レモンの酸っぱいのが苦手な人は、トマトでOK

ビタミンCというと、よく「レモン!」と言う人がいるが、酸っぱ過ぎて食べるのは容易ではない。レモン以外でも果実全般、トマト、ブロッコリーなどの野菜にもビタミンCは含まれているし、ジャガイモには熱に強いビタミンCが含まれている。

食事でビタミンCをとるのが難しい場合は、ビタミンCを多く含む果汁100パーセントジュースでも代用できる。濃縮還元ジュースは、成分をチェックしビタミンが多いものなら有効だ。このときも、時間を空けて少しずつ飲むほうが効果的。ただし、ブドウジュースにはビタミンCはほとんど含まれていないので注意しよう。

イライラしたら「幸せホルモン」。マグロ丼がオススメだ!

ストレスがたまっているというより、「些細なことでイライラしてしまう」と感じたら、それはカルシウム不足のサイン。ここ最近の食事でカルシウムがきちんととれているかを振り返ってみるとともに、心を穏やかにするための幸せホルモン「セロトニン」をつくるトリプトファンをとるようにしよう。

画像: マグロにはトリプトファンが豊富

マグロにはトリプトファンが豊富

トリプトファンは、牛乳やマグロで補給できる。さらに乳酸菌をしっかりとって腸内環境を良くすれば、自律神経の乱れからのイライラを予防できる。

イライラしたときに、甘いお菓子やコーヒーなどのカフェインを多く含んだものをとるのは逆効果。砂糖で血糖値が乱れたり、カフェインによって興奮することはイライラを助長させてしまうだけなのだ。

「イライラを解消したい」ときにとりたい栄養素(と、食材)

1:ビタミンC(果物、トマト、ブロッコリー、ジャガイモなど)

2:トリプトファン(マグロ、牛乳、バナナ、アーモンドなど)

3:乳酸菌(納豆、キムチなど)

4:カルシウム(乳製品、小魚、豆類など)

OBに3パットにアプローチのザックリ。イライラがたまったら、ハーフターン時のランチで心穏やかにマグロ丼でリセットすれば、後半はスコアが良くなる……かも!

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