グリーンの芝が速いコースで、とくに厄介なのが「下りの1.5メートル」。距離は短いが少しでも外れると、どこまで転がってしまいそうな怖さがある。今回は“パットの達人”藤田寛之プロが「下り1.5メートルを入れる3ステップ」を教えてくれたので、紹介しよう。
ステップ1 ラインの頂点を見つけよう
上りのパットと違い強めにヒットできない下りのラインは、「方向性が命」と藤田寛之プロはいう。そのため藤田プロがまず行うのが、ラインの“頂点”と呼ぶ、曲がり角を見極めることだ。
ステップ2 スパットを設定する
続いて、その頂点とボールの延長線上に“スパット”(目印)を設定する。このスパットは、ボールからライン上の10~50センチ先に設定しよう。
本番では、練習グリーンのようにティを刺すことはできないので、芝の色が変わったところやスパイク跡などをスパットにしてボールを打ち出そう。
ステップ3 スパットに集中して打とう
そして最後は、決めたスパットに集中して打つだけ。打ち出す強さは、外したときに長い距離を残さないために「ジャストタッチ」を心がけよう。
この3つのステップを踏まえれば、下りパットの「方向性」は完璧だ。
「下り1.5メートル」の打ち方や上達ドリルなど詳しい内容は月刊ゴルフダイジェスト2017年2月号で掲載している。気になる人はチェックだ‼