藤沢ジャンボゴルフで行われた月刊ゴルフダイジェスト主催の人気メーカー大試打会・神奈川会場。そこで「これは曲がらない!」とアスリートゴルファーからの評価を集めたのが、スリクソンの「Z565」ドライバーだった。試打会の様子をゴルフライターの児山和弘がレポート。

ツアー最難関のひとつ「宍戸の17番」を制した“波動”ドライバー

画像: 大きくて安心感のあるヘッド

大きくて安心感のあるヘッド

スリクソンZシリーズの最新作「Z565」ドライバーは、「日本ゴルフツアー選手権」を制した塚田陽亮が使用していたことで、発売前から注目を集めていたモデルだ。

ツアーでも最難レベルといわれる宍戸ヒルズCC西コースの17番481ヤードパー4、多くのプロが「ボギーならOK」と考える鬼門のホールで、330ヤードのビッグドライブを放ち、バーディーを奪って優勝を手繰り寄せたシーンは、昨年のツアーの中でもとりわけ印象が強かった。距離があり、左右が狭い難しいティショットを見事に成功させたのが、「Z565」ドライバーだったというわけだ。

画像: 操作性が高く振りやすい。やさしいだけじゃないアスリートモデル

操作性が高く振りやすい。やさしいだけじゃないアスリートモデル

薄肉化された「ライトウェイトクラウン」と巻き込み幅を拡大した「ストレッチフレックス・カップフェース」、そして、特徴のあるデザインが目を引く、段差をつけた波型ソール「パワーウェーブソール」によって、ヘッド全体にたわみ効果を生み、“波動”と形容される、喰いつき感のある強いインパクトを生むドライバーだ。

競技志向のゴルファーと好相性

画像: Z565を手に取り、打席で打つ忽滑谷(ぬかりや)さん

Z565を手に取り、打席で打つ忽滑谷(ぬかりや)さん

ヘッドスピードが速い、競技志向ゴルファーの忽滑谷(ぬかりや)知己さん(42歳・平均スコア80前後)。普段から、ドライバーでも球筋を打ち分けて攻めるというテクニシャンだが、「Z565」ドライバーは、そのやさしさが印象的だったという。

画像: 打った瞬間「飛びますね」と話してくれた

打った瞬間「飛びますね」と話してくれた

「とにかく、曲がらないドライバーですね。多少曲がったかなというあたりでも、ストレート弾道で直進性の高いのがおどろきでした。見た目の安心感もあるし、純正シャフトのマッチングもよく振り心地がいいですね。そして、なによりも飛びます。先にいって伸びるようなボールで、飛んでいる実感があります」(忽滑谷さん)

しっかりつかまり高弾道で飛ぶ

画像: Z565の顔の良さ、座りの良さは参加者から評価されたポイントのひとつ

Z565の顔の良さ、座りの良さは参加者から評価されたポイントのひとつ

「Z565」ドライバーの形状は、アスリート向けとしては大きめの投影面積で、丸みを帯びた安心感のある顔つきだ。近年流行のウェートによる弾道調整機能を採用せず、ヘッドがより一体となった、厚みのあるインパクトの感触が心地いい。ナイスショットが出るたびに、「もっと飛ばせそうだ……!」と感じさせてくれる、ゴルファーが前向きになれるクラブに仕上がっている。

純正シャフトはややしっかり目なので、使いこなすにはある程度ヘッドスピードが必要だろう。競技志向のゴルファーには、飛距離性能はもちろんだが、直進性が高いのも大いにメリットがある。打点のミスにも強く、やや高めの弾道で方向が揃うので、スコアメイクにも大いに貢献してくれるはずだ。

月刊GD大試打会のスケジュールはこちら

2017年1月21日(土)ゴルフ倶楽部大樹 瀬戸(愛知県) 0561-85-0101
2017年1月28日(土)江坂ゴルフセンター(大阪府) 06-6385-1551
2017年2月 4日(土)ロッテ葛西ゴルフ(東京都) 03-5658-5600

【参加メーカー】タイトリスト、ダンロップスポーツ、テーラーメイド、フォーティーン、ブリヂストンスポーツ、本間ゴルフ、ミズノ、ヤマハ

【時間】12時~16時
【費用】打席料やボール代は無料

画像: あれっ、今の球、曲がらないの!? Z565に大注目【月刊GD試打会レポート:スリクソン編】 youtu.be

あれっ、今の球、曲がらないの!? Z565に大注目【月刊GD試打会レポート:スリクソン編】

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写真/三木崇徳

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