タイトリストのニューウェッジ「ボーケイ・デザイン フォージド ウェッジ」が発表された。世界規模で人気のボーケイウェッジだが、この「フォージド」は実は日本限定モデル。その特徴を見てみよう。
特徴その1:適度なグース
![画像: わずかにグースネックなのがなんともいい感じ(写真は『5610M』)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/02/c54dc78000ff336226d56e70b6e9fbd3309b7565_xlarge.jpg)
わずかにグースネックなのがなんともいい感じ(写真は『5610M』)
ボーケイというとストレートネックのイメージがあるが、このフォージドウェッジは適度なグースネック(ネック部分が曲がっていて、フェースが引っ込んだ形状)となっている。メーカーいわく「日本人が好む伝統的なフォルム」とのことだが、たしかに構えたときに安心感が感じられる。
日本人好みの顔で、日本の芝に適した形状。それが第一の特徴と言えるだろう。
3つのソールが選べる
![画像: 左から「F」「M」「K」と3つのソール形状がある](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/02/e634e2464f79eb3289321ecd0c9a347c1b917282_xlarge.jpg)
左から「F」「M」「K」と3つのソール形状がある
ロフト角ごとに、3つのソール形状が選べるのも特徴だ。ソールが狭く、ソール後方(リーディングエッジの反対側)が高い形状で、打ち込むスウィングに合う「F」。ソールの前後が面取りされており、色々なアプローチのやり方に対応してくれる「M」。そしてもっともワイドソールで開かなくてもバウンスが効く「K」。
48度から60度まで、2度ピッチのラインナップの中で、56度は「F」と「M」、58度は「M」と「K」、それぞれのソールから選ぶことができる。
また、伝統的な形状ながら、実はフェースの裏にはウェートが仕込まれたハイテクなマルチマテリアル構造を採用してあり、ロフトごとに重心位置が異なる。52度までは重心低め、54〜56度は従来の重心、58度以上は高重心と、用途に合わせて味付けが変化している。
![画像: これは「5812K」。実に“いい顔”だが、実はワイドソールでバウンスもしっかりとあり、ミスに強い](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/02/02/7988a16b7487a4a046022218ee159dc526a2ec96_xlarge.jpg)
これは「5812K」。実に“いい顔”だが、実はワイドソールでバウンスもしっかりとあり、ミスに強い
日本向けに“最適化”されたこのウェッジ。実物に触れてみると、精密鍛造されたヘッドはシャープで、精密なミーリングが施されているフェースは、いかにもスピンが効きそうだ。
日本人ゴルファーの所有欲を絶妙にくすぐってくるこのウェッジの発売は2017年3月17日から。価格は2万7500円(税別)〜
※2017年2月2日、一部誤りを修正しました