熊本のご当地麺「太平燕(タイピーエン)」をご存知だろうか。もともとは中国は福建省福州市の郷土料理だったものが、華僑によって明治時代に日本に伝わる過程で“麺料理化”。今では熊本の郷土料理と化した麺料理だ。そのタイピーエンを、熊本の名門・くまもと中央CCで食べてきた!

「秘密のケンミンSHOW」で知名度UP。限定メニューから定番メニューへ

熊本の名物麺といえば東京でもおなじみの熊本ラーメンかと思っていた。しかし、くまもと中央CCの中瀬英仁支配人に聞くと、「やっぱり熊本ですからね。太平燕を是非召し上がってください」とのこと。タイーピエン? それっていったいなんだろう? 

聞けばこの太平燕は最近話題の熊本の“郷土麺”。くまもと中央CCでも、もともとは期間限定メニューだったのが、県外から訪れるプレーヤーからの要望により定番メニューへと“昇格”したのだとか。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」などにより知名度がアップしたこともその背景にはあるようだ。

聞けばどうやら中華麺の代わりに春雨を使った麺料理とのこと。それだけに、ヘルシーメニューとして女性人気も高まっているという。

画像: フロント前でも太平燕をPR。くまモンに並ぶ熊本名物になれるか、タイピーエン

フロント前でも太平燕をPR。くまモンに並ぶ熊本名物になれるか、タイピーエン

いざ太平燕、実食。これはあったまる!

というわけで、午前中のハーフを終えてレストランに到着したら迷わず太平燕をオーダー。値段は1300円で、半焼き飯が付くから腹ペコ状態でも迷わず頼んでオッケーだ。そして待つこと約5分。念願の太平燕が到着した。

画像: ボリュームも存在感も満点だ。奥に見えるのはあなどれない味の半焼き飯

ボリュームも存在感も満点だ。奥に見えるのはあなどれない味の半焼き飯

まず驚かされるのはその具の量だ。うずらの卵にカマボコ、さつま揚げ、白菜やもやしなどの野菜、エビ、イカ、つみれにキクラゲ……何種類もの具が白濁したスープの上にこれでもかと盛られている。うーん、うまそう。

画像: 太平燕俯瞰図。具材の色合いが美しい

太平燕俯瞰図。具材の色合いが美しい

鶏ベースのあっさりスープながら、たくさんの具から出た出汁が絡み合い、その味わいは複雑。それでいて、一つ一つの具は野菜は野菜、魚介は魚介の味がして、それぞれに楽しめる。食べ進めるうち、麺が春雨であることもあって、まるで鍋料理を食べているような感覚になってくる。「滋味深い」という表現がよく似合う麺だ。うーん、うまいぞ、太平燕!

取材日は最高気温が10度に満たない真冬日だったが、食べ終えた頃には足の指の先まで温まっていた。午後のハーフも頑張れそうだ。これは余談だが、おまけ的扱いの半焼き飯がパンチのある味わいで実に旨い。春雨だと物足りないのでは? と男性ゴルファーは思うかもしれないが、この半焼き飯の存在により、そんな心配は無用となる。ガッツリ、お腹いっぱいにしてくれるメニューだ。

画像: お土産用の太平燕も売っていました。お土産に最適!

お土産用の太平燕も売っていました。お土産に最適!

熊本名物の太平燕は、名匠・上田治設計のコースと戦って気持ち良く疲れた体と心を癒してくれる一杯であった。くまもと中央CCを訪れたら、ぜひとも食べたい一品だ。……っていうか、東京でも食べたーい!

画像: ちなみにレストラン人気NO.1の座を争っているメニューがこちらのステーキonガーリックライス。とにかく腹が減って仕方ない! という人には間違いなくオススメ。1400円

ちなみにレストラン人気NO.1の座を争っているメニューがこちらのステーキonガーリックライス。とにかく腹が減って仕方ない! という人には間違いなくオススメ。1400円

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