東北福祉大では池田勇太と同期、現在は谷原秀人のスクール「原宿ゴルフアカデミー」のインストラクターを務める山本健太プロは、飛距離アップにはあえてサンドウェッジを使ったドリルが効果的だという。今回は左右の手を逆に握って打つ「クロスハンドドリル」を教えて貰った。
左右の手を逆に握って打ってみよう
「グリップをクロスハンドに変えてSWでボールを打ちましょう」と山本プロ。
左手が下になるクロスハンドで打つと、左手の甲を中心に左サイドに壁ができ、ボールに力が伝わるインパクトを体感できるというわけだ。このドリルを続ければ、強く叩けるポイントがわかるという。
力を伝える感覚が強まる
「アマチュアの方は、ハンドレート気味だったり、手だけを前に出したり、力がボールに伝わりにくい形でインパクトする傾向が強いんです。クロスハンドはその矯正にもってこい。続けるうちに、力が伝わるポイントがわかってきます」(山本)
クロスハンドで打てば、自然にハンドファーストの形になるため、強く叩けるポイントがわかるというわけだ。皆さんも、クロスハンドドリルを試してみては?
(週刊ゴルフダイジェスト2016年2/2号より抜粋)