レギュラーツアー通算7勝を誇る成田美寿々が試合のスタート前に、必ず実践する習法があるというので教えてもらった。それは2リットルのペットボトルの蓋の上にゴムティを取り付け、7番アイアンで打つといったもの。 これってなんの役に立つの?
体の回転でフェースの芯でとらえる
「7番アイアンを短く握り、ハーフスウィングで軽く打つ練習をしています。両手で持ったり左手で持ったりしますが、腕をねじらずに体の回転を使ってフェースの芯に当てることがポイントです」と話す成田プロ。ミート率アップのためには「面」感を意識する練習法が最適だ。
![画像: 片手で短くグリップし、ハーフスウィングで軽く打つ。体をねじるが腰の位置は変わらない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2017/11/06/33a56210290773fdc2155f12d293ec7236897c65_xlarge.jpg)
片手で短くグリップし、ハーフスウィングで軽く打つ。体をねじるが腰の位置は変わらない
右腰くらいの高さまでテークバック。左腕だけで打つ場合は左手で左ひじを固定する。フォロースルーも左腰くらいの高さで止める。体の回転でスウィングすることが重要である。7番アイアンを使った簡単な練習法だが、フェースの「芯でとらえる」感覚を養うことができる。
写真/姉崎正
(週刊ゴルフダイジェスト2016年2月23日号より)